【Heartful birth -わたしたちの自然出産-】@江ノ島を終えて | NGO大森林のブログ

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こんにちは!当ブログ管理人のジャスティスです!


今回は【Heartful birth -わたしたちの自然出産-】@江ノ島イベントの企画中心メンバーとして数ヶ月もの間、

共に強力に協力してくれたみわちゃんの日記をご紹介します!!


彼女は、当イベントの企画中心メンバーであり、出演者(ウエダ家さん )やお弁当屋さん(へっころ谷 )、

会場などとの交渉人として、そしてイベント当日は、裏方のまとめ役、マネージメント一切を取り仕切ってくれ、

まさに縦横無尽に大活躍してくれました。



そしてその一切の妥協を許さない仕事ぶり、早くて正確なレスポンスなどに多大なる信頼を寄せ、

敬意を感じると共に、自分自身への大きな刺激を受けることができました。


みわちゃん、本当にどうもありがとう!!


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昨日は江ノ島の神奈川女性センターで「Heartful Birth~わたしたちの自然出産~」がありました。


前回は参加者として出産勉強会に出ましたが、今回は主催者側として。

自分たちがやりたいと思ったことをてんこ盛りにしたイベント!
最終的には70名以上の方にご来場頂きました。
参加者の皆様、本当にありがとうございます!



izumizm...さん によるクリスタルボウルでのオープニング


★助産師の加藤さんの出産のメカニズムのお話


マイヤーズ純 さんの自宅出産のお話


★クリスタルボウルとマタニティ・ヨガのコラボレーション



★助産師の高崎さんの母乳に関わるお話


★マビさんとizumizmさんの対談


吉本多香美 さんの出産体験談


★加藤先生の出産のメカニズムのお話


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全て素晴らしかった!


私はイベント全体のコーディネイトをしていたので、大部分を聞けなかったのですが、

それでも出演者の話は心の奥にどーんと響きました。


第一部で一番印象的だったのは、吉本多香美さんの出産体験談。
参加者のみなさん、本当に涙、涙、ただ涙でした。


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吉本多香美さんのトーク


吉本多香美さんはお腹の赤ちゃんが逆子で、どんなことを試しても
子供が逆子になってしまったそうです。


「きっと、この子は逆子として生まれたいんだよ。」

そう言われても、自然分娩で逆子を取り扱ってくれる助産院がない中で
辿り着いたのが、あの有名な愛知県の吉村医院だったそうです。


遠い愛知県に通い約36時間以上、陣痛を耐え抜きました。


結局、陣痛の力が足りず豊田記念病院に救急車で搬送され、
帝王切開を覚悟したけど、陣痛促進剤を使い、経膣分娩で逆子を出産。


「幸せなお産とは、人任せにするのではなく、
 自分達が全ての力を出し切ってみんなが納得するお産。」


本当に幸せなお産というのは、医療介入うんぬんではなく、

家族みんな(夫婦と子供みんな)が力を出し切る出産なんだろう。


母体の身体作りもそうだし、どういうお産が自分達にとってベストなのか、

そこを真剣に考えて、真剣に行動した結果のお産は全て幸せなお産なのだろう、と。


また、陣痛が長引くことでお母さんが抱えている人間関係のトラブル・トラウマが解消され、

それが解消された後に赤ちゃんが無事に生まれてくるというケースを聞きました。

出産は癒しと聞きますが、癒しと言うよりもお母さんがこれまで生きてきた中で

蓄積しているものの浄化、というように感じました。


赤ちゃんって、本当に神様のような不思議な存在ですね。



今日のウエダ家さんの講座の際に、昨日のイベント参加者さんから


「旦那が大絶賛していた。こんなに素晴らしい、生きていく上で意義のあるイベントに参加したのは初めてだと。」


という嬉しいお言葉を頂きました。


その方は結婚して10年経っていて、子供は作らないと決めていたようですが、

旦那さんの意識の変化を確実に感じたと。

男性が出産についてオープンに学べる場というのが非常に少ない中、

テレビなどの情報ではなく実体験を生の声で聞くのが大きかったようです。


このイベントを通じて、出産の素晴らしさ、生命の神秘が伝わったらいいなぁと思っていましたが、

実際そういう反響を聞くと胸に迫るものがあります。


このイベント開催に辿り着くまで、1月から試行錯誤しつつ、

沢山の人と話し合って多くの議論を重ねて、多くの変更もありました。


そして8月の大半はこのイベントに時間を割きました。

たくさん大変な思いをしてここまで辿り着いて、こういう言葉を聞くと背中がぞくぞくして、

本当にイベントをやってよかったとしみじみ思います。


みなさんに伝えたいことは、生まれてきてくれてありがとう。

ただ、ありがとう。


みわ


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