贈る側は受け取る人にその品物を褒めそやす。
しかし、日本ではこれを軽んじたり、悪く言ったりする。」
この文章は新渡戸稲造の「武士道」（第六章）に出てくる文章です
この違いはアメリカ人は「素晴らしい貴方には、
素晴らしい品物以外を贈るのは無礼です」と考える
そして日本人は「素晴らしい貴方には、
どんな品物もふさわしくないこの品物を、物そのものの価値ではなく、
私の好意のしるしとして受け取ってください」と考えるのです
アメリカ人は物の面からいい、日本人は気持ちの面から言う
表現は違えど同じ考え…
しかし、アメリカ人が好意を「主張」するのに対し
日本人は好意を「謙譲」するのです
さらに新渡戸稲造はこの考えが、「謙譲」は仁とともに
「礼」という徳をつくると言ってます
さて、現代ではどうでしょう？
新渡戸稲造が分析している「武士道」の考えを
正しく継承しているでしょうか？
表現や学問のなかで現代に残された「武士道」は
”戦闘者の作法”としてのイメージが強く
あたかも野蛮人の法として伝わっています
しかし、江戸時代、”戦闘”の殆ど無かった時代に
”戦闘者”としての武士は
”感情・気持ち”のコントロールによる
自らを抑制して生きることを教えとされていました
「名誉」を最も高い徳として生き、
「恥じ」を最も卑下する
現代における「恥じ」はどのくらいの位置にあるのか？
世間に恥じない経営とは？
また、商いにおいて「物」を主張しがちな欧米的な価値観で
商売をすることが善となっていないか？
日本人に流れるＤＮＡは間違いなく
「気持ち」を大切にする事を忘れていません
今、「武士道」を学び”商い”を考え直す時期だと思います
ＰＳ：弊社の本社隣には公園があり・・ま・し・・た
〇公園の利用は、一日あたり、1時間程度としてください。
〇公園の利用後は手や顔を洗い、うがいをしてください。
〇土や砂を口に入れないように注意してください。
福島市公園緑地課
…え？
遊べねー！！！！！！！
公園というよりは…森です
以上、報告より
本日も読んでいただきありがとうございます
今日はこれから…
福大ＰＪ（午前中）
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ふくしま信金（総会）