カルビーさん、今日の新聞各紙にも、東証上場のこと取り上げられていました。


昨年来、上場していない会社がいくつか上場されています。化粧品のポーラさんだとか、お薬やカロリーメイトの大塚製薬さんとか。


上場することで資金を集め、リスクを取って新たな成長事業に投資していく、これは企業というものが「業を企てる」ことが宿命づけられている以上、必然の進むべき方向です。



すいません。わたくしごときのブログなので、あまり肩肘張ることはやめときます。昨日のテーマに戻りますね。



③かっぱえびせんの「かっぱ」とは何か?



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昭和20年代後半から30年代前半にかけて、週刊朝日で漫画「かっぱ天国」が清水崑さんにより連載され大好評となっており、全国的に「カッパブーム」が起きていました。


あの黄桜酒造の有名なキャラクターも、清水さんが書いたカッパが使用されています。


そして、カルビーでも、1955年発売の(昭和30年)「かっぱあられ」で、清水さんに書いてもらったカッパのキャラクターが使用されました。これが、1964年発売(昭和39年)の「かっぱえびせん」にも、ネーミングとも引き継がれていきます。


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黄桜酒造
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なお、著者の清水崑さんは長崎のご出身の方で被爆の経験をされており、当時のカルビーの松尾社長も広島で被爆経験があるため、共感するところが大きかったとされております。


あと豆知識ですが、映画監督の市川崑さんも清水崑の大ファンで、市川さんが旧名の「儀一」から「崑」に改名したのもその影響だと言われています。



④かっぱえびせんは、どうやって生まれたか?


カルビー創業者の松尾孝はエビの天ぷらが好物で、少年の頃は生まれ故郷の広島市内の川で捕ったエビをかき揚げにして食べていた。太平洋戦争後の食糧難の時代、松尾は「このおいしさをお菓子に」と、米ではなく小麦粉を使ってあられを作り、1955年「かっぱあられ」として発売した。その後も研究を重ね、様々な味のかっぱあられを商品ラインナップに加えていき、1964年、生地に生エビを練り込んだ「かっぱえびせん」を誕生させた。

後に宣伝で使われた「やめられない、とまらない」というキャッチコピーも相俟って、かっぱえびせんはカルビー製菓(当時)の売上高を急激に押し上げる人気商品となった。(wikipediaより)



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原料として使用されているエビは、アカエビ、サルエビ、キシエビ、ホッコクアカエビの4種類で、製造時の漁獲量によって種類ごとの割合が変化する。


パッケージに描かれているエビは一般的なエビのイメージを元にデザインされたもので、特に種の特定はされず、愛称も付けられていない。


なお、この創業者である松尾孝さん、後の「ポテトチップス」でも出てきますが、やはり偉大な創業者だと思います。



さて、この企画まだまだ続きます。やめられないとまらない状態です。