副会長で出向するともれなく担当委員会が付いてくる。


そこにLOMから二人の委員が出てくれた。(本当は3人だが)


「彰吾と実」

こう書くと、ジャニーズのディオみたに見えてしまうが

尾崎彰吾と齋藤実が委員会に出向してくれた。


二人とも能力の高さは確りしている。

ないのはJCの「経験」だけ。


でもね、そんなのはいいんだよね。


「いつ」入会したでなく、「いま」活動している事の方が重要なわけで、

年数だけ長く在籍した所で、大したことない奴沢山いるんだから。

だから二人に伝えたのは、


「お前らが持っているスキルでいいんだからとにかくやれ!」

ということを常に伝えた。


配属委員会が会員大会だけあって奴らも「出向て、辛いのね・・・」と

最初は感じたのではなかろうか。


ましてや大将を送りこんでの出向だから他の委員より求められる。


特に彰吾とは予定者から大会が開くまでの期間、そうとう「濃く」つき合わせて

貰った。


朝5時まで比企にいて、戻ってまた夜比企に行くみたいな・・・・。

朝3時まで川島にいて、戻ってまた夜比企みたいな・・・・。


愚痴も言わず良く頑張ったんじゃないだろうか。

そもそも愚痴を言えない「雰囲気」を作っていたのかもしれないがあせる


また、俺の担当だから相当きつかったと思う。

セク達もそうだったけど彰吾や実にも同じようなことを行きや帰りの車中で

議論をした。


特に二人の場合は出向の目的が確りとしてるから実働の動きを求められる。

もちろん、大会の「結果」も求められる・・・・・・


俺の場合は「やって当たり前」という立場。仕事がとか、家庭がとか言って

られない。「犠牲の代償」なんて思っていたらこの役を受けない方がいいと

思っているから。


でも彰吾には許される。許されると言うか奴の器量次第でどうにでも出来る。


だけど奴は最後まで俺と同じように関わった。


あの期間を殆ど一緒に関わった。


「副会長の下で関われる事はもう二度とないんで!」


バカだよね。つくづく有難てぇと思った・・・・・。


無論、俺も強く責任を持ったのはこれだけJCに出て行く中で「仕事」を

おろそかにしないと言う事を背中で見せるしかない。


「寝ないでやれ!」と彰吾に言っといて、俺が仕事をおろそかにしていたら

絶対人はついては来ない。


だから出向する中で「仕事」への関わりは常に意識した。


結果、犠牲を払った部分はあると思うけどそれは自分の器量が足りないだけ。


こんな厳しいご時世の中で彰吾が一緒に関わってくれたことがうれしかった。


俺も新しい店を出店し、彰吾も自分の会社の社長に就任した。


そんなことで満足なんかしてないが、あの厳しい期間を共に乗り越えられた事は

良かったと思う。


来年、彰吾は会員大会の副委員長として再度、船出に出る。

自分自身で決めた事だから頑張って来い!


そして確り見て来い!

俺のやり方が「正しい」かったか、「正しくなかった」か。


そん時に俺の評価を聞かせてもらうよ。

頑張ってな!