歴史刻むチャンスのジョコビッチ「良いプレーをしてやろう」<男子テニス> | デイリースポーツニュース

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W&Sマスターズ

男子テニスツアーのマスターズ大会であるW&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が予選を勝ち上がったD・ゴファン(ベルギー)を6-2, 6-0のストレートで退け、キャリア・ゴールデン・マスターズへ向けて準々決勝進出を果たした。

男子ツアーで1年に9度行われるマスターズ1000大会において、W&Sマスターズ以外の8大会で優勝を飾っているジョコビッチは、今大会で優勝を飾った場合、全てのマスターズ1000大会でタイトル獲得し、史上初となるキャリア・ゴールデン・マスターズを達成する。

優勝へ向けて3回戦に登場したジョコビッチは、ゴファンに1度もブレークポイントさえ与えないサービスゲームを披露した。さらに5度ブレークに成功したジョコビッチは、わずか50分でベスト8進出を決めた。

「スコアは簡単に見えるけど、内容的には簡単なものではなかった。」と、ジョコビッチは試合を振り返った。

「ポイントを取るために、そして試合に勝利するためには努力を積まなければならない。今日の試合には、そんな意気込みで臨んだ。最初のポイントから最後のポイントまで熱心に、そして積極的なプレーに努めて、それが成功した。」

これまでW&Sマスターズで4度決勝の舞台へ進んでいるものの、未だタイトル獲得に至っていないジョコビッチは、初優勝を飾ると同時にキャリア・ゴールデン・マスターズを達成する事はモチベーションにつながると話す。

「より一層モチベーションが高まっている。この大会で歴史を刻むチャンスに恵まれているんだからね。だから、日を追うごとに良いプレーをしてやろうという気持ちが強く湧いている。」

ジョコビッチはベスト4進出をかけて、J・アイズナー(アメリカ)と準々決勝で顔を合わせる。アイズナーはこの日、今週トップ10入りとなる世界ランク10位へ浮上したばかりで第12シードのM・ラオニチ(カナダ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下した。

この日行われた試合結果は以下の通り。

○J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(7) vs. ●F・ロペス(スペイン), 6-4, 1-6, 6-4
●D・フェレール(スペイン)(3) vs. ○D・ツルスノフ(ロシア), 2-6, 4-6
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●D・ゴファン, 6-2, 6-0
●M・ラオニチ(12) vs. ○J・アイズナー, 6-7 (5-7), 4-6
○A・マレー(英国)(2) vs. ●J・ベネトー(フランス), 6-2, 6-2
○R・フェデラー(スイス)(5) vs. ●T・ハース(ドイツ)(11), 1-6, 7-5, 6-3
○R・ナダル(スペイン)(4) vs. ●G・ディミトロフ(ブルガリア), 6-2, 5-7, 6-2
○T・ベルディフ(チェコ共和国)(6) vs. ●T・ロブレド(スペイン), 6-3, 6-0

tennis365.net

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