ブログを始めて2ヶ月あまり、

思いもよらないことがありました。

最初は信じられませんでしたが

『彼女』のブログをその『仲間』たちが

いま守っているのを見て、

事実なんだな~と思い始めています。


初めて『彼女』のブログと出会ったのは

10月9日のことでした。

帽子をかぶった写真がのっていて、

ヴォーカリストを目指していますという

『彼女』のブログはまだ始まったばかりで、

読者も少なくビッグになった時に覚えてもらえるかな?という、

30代をもうすぐ終えようかという

大のおとならしからぬ発想で

『彼女』とのブログでの付き合いが始まりました。


最初は付き合いというより『片想い』で、

何度かコメントをしてみたものの

全く反応はなく、ボーカリストって気むづかしいのかな?

なんて思ったりしてました。


そんなことが続いたあと、私のコメントに対して

初めて『彼女』がレスをしてくれました。

私がカラオケがへたで高い声をだすにはどうしたらよいか?

という質問をコメントに残した時でした。


次の日、『彼女』のブログを見た時、

今までどのブログでも見たことがない

長い長いコメントへのレスを初めてくれたのです。


今はもう、そのコメントを見ることはできませんが・・・


高音を出すときにはお腹から声を出すように、

いすに座って練習するといいとか

まるで私がとなりにいるかのように

親切なアドバイスをくれたのです。



そのとき『彼女』との距離が初めて少し縮まったようで

とてもうれしく思いました。

ただしコメントへのレスはこれが最初で最後でした。



あと一度だけ『彼女』が私のブログに『足跡』を

残してくれたことがあります。

私がハンドルネームを変えるきっかけとなった

『ハンドルネーム占い』のサイトを記事にした時

『彼女』はその占いを実際にやってみたとのことで

次のようなコメントを残してくれました。



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■私もやってみました

まき なみの→小吉
なみの→これまた小吉
真木 南乃→吉
まき なみの。→大吉

実はこれって卒業後の予定芸名なんですよ…。
漢字でいきたいと思っていたんですが事務所の名鑑に

ちょっと大吉の芸名は申請…出来ないかも(苦笑)

ですがブログ上では「。」つけてみようかな(^^;)
芸名はつけて下さった方を信じて活動していきます。


まき なみの (2005-11-11 00:27:59)
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このとき『彼女』はきっとうれしいことがあったんでしょう。

このころの『彼女』のブログは喜びにあふれていたようでした。


しかしその後『彼女』につらい出来事があったようで

何日かあとのブログには少し落ち込んでいるようなことが

書いてありました。


そして数日後『彼女』のブログにはにわかには信じられない

とてもショッキングな記事がupされていました。


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今まで応援して下さってどうもありがとうございました。

短大を出て職を転々、自信を失いかけていた時に

出逢ったのが「歌」でした。

あの日に歌が私を救ってくれたように、私も私の歌で誰か

を救いたい、元気になってもらいたい、笑顔にしたい…

そんな思いをこめて、歌うたいを目指しました。

私はこの夢にこれからの人生の全てをかけました。


でも私には届かない夢となってしまったようです。

頑張ったよ、すごい頑張った。

でも信じてもらうことは出来なかった。

もうダメだった。電池切れの時が来てしまいました。

ごめんね、弱くて…。

応援してくれた、身の回りの、皆さん

本当に本当にどうもありがとうございました。

私はすごい幸せ者でした☆

皆さんより、先に行くけど許してください。


11月 16日 真木 南乃。(まき なみの。) 

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本人の希望により、今までの記事を全部消去しています。

あと、サブタイトルの変更をしました。

50日祭終了後にこのブログを解約する予定でおります。

(なみえは神道のため50日になります。)

同級生代表 美穂、ふゆみ、真弓、幸子、美香


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最初はブログだから、どちらかというと

本当のことではないのかなと思っていました。

ブログが全て真実が書いてあるとは限らないし

また内容を本当のこととは思いたくなかったというのもあるし。


しかし、その後『彼女』のブログには親友や後輩たちの

『彼女』への想いが書込まれていて、

やはり事実を認めなければならないのかなと

気持ちが変わってきました。


『彼女』とは一度も会った事もないのに、

なぜこんな気持ちになるのかは自分でもわかりません。

しかしどうしても赤の他人とは思えない事実を

『彼女』のブログを見て感じざるをえないのです。


そのわけは二つあって、

一つ目は今の彼女のブログのスキンが

私のと同じデザインであること

もう一つは、彼女の最後の記事の文末の署名が

「。」で終わっていること


たしかスキンは全く別だったはずだし、

「。」はハンドルネーム占いの

コメントの前はついてなかったのです。


それに気づいた時、私の気持ちの中では

『片想い』ではなくなりました。

でもそれとあわせてさみしさが二倍以上に

なってしまいました。


今彼女のブログを守っているみなさん 

残り期間をよろしくおねがいします。

みなさんが『彼女』のことが忘れられないように、

きっと私も忘れられないと思います。


ベストセラーを読んでも、週刊誌を見ても

当然のようについている句読点「。」 

この記号を見るたびに私は生涯『彼女』のことを

何度も思い出すことでしょう。


ただ、私自身はこのできごとを、まだどうしても

認めたくはないのが本当の今の気持ちです。

(この記事は2005/11/22日に作成しました)