人民解放軍羅援少将と幸福実現党が敵対(3) | 鳴霞の「週刊中国」

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幸福実現党系列の市民団体が作成したチラシに激怒し、ブログを開設した羅援少将に寄せられた批判、反論の一部を紹介する。

(1)羅援は愛国愛党をブログで叫び、や戦争を起こそうとしているが、金持ちの二
代目で6人兄弟、2人は少将、弟はアメリカ国籍で社長をしており、海外の財産だけでも数え切れない。父親のお陰で少将になったような男が、戦闘する勇気があるのか。

(2)中華人民共和国憲法第29条「中華人民共和国の武装力量は人民に属するものであり、任務は国防を固め、侵略を防ぎ、祖国を守り、人民の和平労働を守るものである」と決められている。

軍は国家建設事業に参加し、人民に奉仕するものであるが、羅援が軍を扇動する行為は違憲の疑いがある。

(3)羅援は1977年末に雲南省の国境で作戦参謀をしていた。1978年に北京に戻り、1979年に中国はベトナムと開戦した。多数の兵士が雲南省や広西からベトナムに渡ったが、羅援は戦争直前に北京に戻った理由と、多数の兵士が命懸けで戦っている時にどこにいたのかを答えよ。

(4)羅援のブログ開設おめでとう、交流したいので若干の質問に答えてほしい。今回の発言は習近平の指導や党中央の指導はあったのか。どのような行為を国賊と言うのか。軍隊の反腐敗だが、腐敗の定義は何か。軍人は政治に干渉するべきか。なぜ人民を、祖国・党・軍の後に置くのか。

(5)羅援の家族は少将や富豪ばかりであり、誰が戦闘に参加するのか。口先だけなのか。

(6)中国が外国と開戦した場合、中共高官や軍の高級将領の子供たちで外国国籍や外国に永住している者の安全は、誰が守るのか。太子党の3代目や4代目を守るのか。外国の国籍を持つ子供たちは、中国と外国のどちら側なのか。

(7)人民解放軍というのは、国家の軍隊なのか党の軍隊なのか。

(8)抗日戦争の時に、毛沢東は日本に宣戦布告したのか。人民を保護し防衛すると言うが、1960年代に3600万人を餓死させた時、数千万人を文化大革命で虐殺した時、軍隊は何をしていたのか。

(9)敵国と戦う勇気が無い者が他人を扇動する。

(10)軍威国威という芝居の舞台はブログであり、天朝(中共軍隊)の威風は24年前の天安門広場で上演が終わっている。

(11)羅援はネットに何万もの反論を書かれて精神分裂になるだろう。頭の悪い者はブログは控えめにする方が良い。

(12)羅援と戴旭の「東京空爆」は中華論壇、環球新軍事、参考論壇、軍事天地などに転載されているが、2013年2月4日に環球時報に「5大措置を応用してロシアと韓国を抱き込み日本を包囲する」との羅援の文章に対して質問する。

中国とロシアは完全に結束して国際統一戦線を構築する前提で羅援は語るが、1912年10月にロシア国家安全委員会秘書長が日本を訪問した時に、中国と日本が帰属を争う島については中立の立場を堅持しするので、両国で領土争議を解決すべきだと語ったことは世界各国の新間に書かれているが、羅援は知らないのか。

(13)毛沢東系左派学者の司馬南は自分の息子をアメリカに留学させる。羅援も弟をアメリカで社長にしている。自分の家族をアメリカに送った後、国内では反米愛国を演説しているのは、民衆を欺いているのか、それとも精神分裂なのか。

羅援の父親は国務院副秘書長で中央調査部長だったから、子供は下放されなかった。下放されずに入隊の手配をしてもらったことを、なぜ国内で説明しないのか。

「東京空爆」と羅援が言っていないのなら、日本の新聞になぜ書かれたのか。

ニューヨークにある華栄集団は、羅援の家族の産業なのか。

第一太平戴維斯は羅援の家族とどんな関係なのか。なぜ反米抗日宣伝をしているのか。

(14)中国が、いつの日かアメリカや日本と戦争になれば、最前線に行くのか。

(15)朱徳元帥の孫・朱成虎将軍は2005年に、中国の都市が一つぐらい壊滅してもアメリカに対して核兵器を使用すると語ったが、その時に羅援が反対しなかったのは事実か。


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