腰椎の動きについて | 大黒整体道場

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今日は腰椎の動きについて少し書こうと思います。

腰椎の本来の機能性としては12の自由度を持っています。伸展、屈曲、引き離し、圧迫、後前方、前後方、軸回旋の右回り、左回り、側屈の右、左、外方移動、内方移動になるかと思います。実際には複雑な動きをして相互間相をして動きに制限が掛かるために解剖学的には不明な点も多いかと思います。

体幹に掛かる3つの軸運動やその軸のプラスやマイナスの動きから腰椎の動きを観察することが大切かと思います。

腰椎に付随して腰仙関節の動きも重要であり4つの自由度を持っています。
後方から前方ヘの並進を伴う屈曲、前方から後方への並進を伴う伸展、外側への並進を伴う右側、側屈、回旋、外側への並進を伴う左側、側屈、回旋です。

屈曲、伸展は体幹の動きの一部ですが回旋、側屈は体幹の動き以外の時の運動でも起こります。

屈曲時に腰椎の上位椎骨の下関節突起は下位椎骨の上関節突起に沿って前方向に移動します。伸展時に上位椎骨の下関節突起は下位椎骨の上関節突起に沿って下方向に移動します。

腰椎の基本的な動きの構造ですが回旋、側屈が加わる事で脊柱はより複雑な動きになるかと思います。