来た。

やっぱり来た。

インドと言えば下痢に始まり下痢で終わると言っても過言ではないだろう。

そしてもう一つ、この記事を書いている途中に母親から不意をつかれたFace Timeの着信があり、アメブロの文章が吹っ飛んだことを許していただきたい。

日本にいる感覚で電話されても当たり前のように出られるわけがない。ここはインドだ。

しかも用件はLINEの友達追加方法について早急に知りたいということだった。



”ガンジス川(ガンガー)”

ヒンドゥー教において「ガンガー」と呼ばれる女神として神格化されている。インド神話によれば、ガンジス川はかつて天上を流れていたとされる。
また、バラナシはヒンドゥー教最大の聖地であり、ガンジス川そのものを聖なる川とみなしている。死者をその川岸で火葬し、灰をこの川に流すことは最大の敬意とされる。

Wikipedia 参照


という神聖な川らしいのですが、ガンジス川はヒマラヤ山脈麓のガンゴートリー氷河を水源にしており、世界一綺麗な水に始まり、下流のコルカタ周辺では世界一汚い水となっててベンガル湾に流れ込むらしいです。

生活排水、ゴミ、牛糞、死体・・などなど、すべてのものを流しているわけです。

大腸菌の数はインド政府の示す基準値の100倍らしいですよ。


隅田川や東京湾も臭いし汚いですが、やっぱりインドのスケールは違いました。


夕方、歩いてガンジス川へ行き、ボートに乗って対岸からバラナシの町並みを一望。




今の時期は雨期から乾期に向けて季節が移り変わっている途中で、水が引いているため対岸に降りる事もできます。



そして。




遠くに浮かぶオレンジ色。





最大ズームでやっと炎と認識できるぐらいですが、実際はもっと至近距離でこの炎を確認することができました。

もうそこまで近づくと撮影禁止なのですが、こちら、”火葬場”になります。

インド全土から集まった遺体を24時間休むことなく火葬し続けている場所です。

1遺体を火葬するのに3時間かかり、1日300体近く火葬しているそうです。

親族が燃やし、最後は赤い布を被せてガンジス川に流す。

ちなみに、人生を全うできなかった子どもや妊婦さんの遺体は重石を巻いてガンジス川に沈める。


そ、そんな事聞いてしまって泳げるわけがない。








こんなふうに沐浴している人はいるけれど、僕には無理だ。

カンボジアの西バライでさえ綺麗に思えてきた。



※(写真:カンボジアの西バライ)

こんなことガンジス川でやったら入院レベルだ。



そして、夜の8時頃になるとプジャというお祈りが始まる。




それにしても人、人、犬、人、猿、人、牛。


人口世界2位のインドだが、近い未来、中国を抜いて世界一になると言われている。


しつこいし、嘘つかれることも多いけど、というか嘘つかないインド人のほうが少ないけど、生命力には圧倒されてます。

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