みなさま
残暑厳しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
体調など崩していないでしょうか?

タイトルにもあるように8月の初旬に企画した会の報告をさせて頂きます。
大変遅くなりましたが、無事に8月5日に開催することができました。

ほんとにいろんな地方の方が参加され、岡山、千葉、仙台、石巻の方が来られました。


まずは、阪神大震災を記録し続ける会事務局長で、人と防災未来センター震災資料専門員の高森順子さんの報告。
・被災者とは誰なのか?
・記録はいつまで必要なのか?
・定点観測からみる移り変わり(行政と地域の方の写真では全く情報が異なる)
このようなことを、震災の貴重な記録、写真、手記などを交えてお話頂きました。


そして、三陸こざかなネット代表の中山奈保子さんの報告。
ご自身も被災された中、地元の震災の記録を未来の子供達のためにと、活動をされています。
家に津波が押し寄せた際の、子供とお義母さんへの対応や、お子さんが津波のことを表現する時の言葉、また海のことなど、なんとも言えない想いが伝わりました。


最後のクロストークでは、阪神出身の方や、阪神と関わりのある方、また東日本大震災から阪神のことをもっと知るべきだと思った方、私は直接被災していないからどう接すればいいのか悩んでおられた方など、それぞれ想い感じている方が参加されたと分かりました。

震災の体験、感覚、想い、など人によって違うが、やはり皆様心に何かしら「ある」ものがあるという事が分かりました。
その「何」というものを言葉にする事は難しいですが、だれもが解決、すっきり納得している訳ではなく、心に抱え、「いま」を生きております。

私たちは、今回の震災を各々の出来る範囲で、また各々の言葉で未来につなげて行くこと、また過去から学ぶことをしていくことが必要だと再認識しました。

時間の変化と共に、自分がどう変わっていくか?
とても気になります。

自分しか伝えられない事、自分しか気づけない事、そのような事が「その人その人」にあるのだと思います。
情報を出すという事は自分を出す事でもあり、不安で怖い事も多いですが、自分しか発信できない事があるんだとおもいます。
判断は、それを受け取った人に委ね、評価など変なバイアスをかけずに発信して行くことが大事なんだと学べました。

本当に、貴重な会となりました。
みなさまありがとうございます。

「みんなちがってみんないい」そんな世の中を作って行きましょう。

iPhoneからの投稿Daigoの石巻移住LIFE~小さなことからコツコツと~
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