シンガポールから豪華客船スーパースターヴァーゴに乗ってペナン、プーケットを回ってきましたが、中国、インドからの観光客の多いのにびっくりしました。


6年前に、同じ船に乗って香港から海南島、ハロン湾をめぐったときは、日本からの観光客も結構多く、日本語の案内表示やバイキングで日本食のメニューも


沢山ありましたが、今回は放送や案内表示も中国語と英語ばかりで、料理も中国料理とインド料理がメイン、日本食のメニューはなく、日本からのお客もほん


とに少なく、船会社も日本人は宛てにしていないのかな、なんて勘ぐりたくなるような寂しさを感じた旅でした。


でも船で知合った他県の方と何人も親しくしていただき楽しい旅を満喫し、帰国後もお付き合いをさせていただいたり実りある旅でもありました。

貝原益軒は、その著「養生訓」の中で、「禍は口より出で、病は口より入る」と言っております。腹いっぱい食べると必ず後で禍がある。飲食は、飢渇の感じが無くなったらその上欲張って気ままに飲み食いしてはいけない。食の欲を制限しない人は、義理を忘れ、口腹の人と言って、いやしむべきものである。食いすぎたからと言って薬を使って消化し、胃の気を傷つけるほどバカなことはないと戒めております。

誠にそのとおりで、私などは昔から「痩せの大食い」で、自分が好きなものだったり、バイキングだったりすると、食わなきゃ損とばかりに詰め込んで、その結果が、胃腸薬を飲んだり、あげくに血圧が、糖がと馬鹿げた話です。

そう言えば終戦直後の食い物が無い時代には、メタボも、高血圧も、糖尿病もあまり聞いたことが無かったですね。やはり、食いすぎはダメですね。少しばかり運動しても、食いすぎると血圧も、糖も下がらないですね。そこで最近は、肉を止めて、努めて野菜を多くし、意識して食べる量も腹5分目位に減らし、一口30回以上噛むようにしたら、血圧も不思議と低くなりました。特に、野菜はいやでも噛まないと呑み込めませんから消化にもいいんでしょうね。考えてみれば、象なんか草だけ食って3トンのもなるんだから、肉なんか食わなくても死にはしないんだ、なんて変に納得。でも、またバイキングへ行ったら自信が・・・・・。


静岡市で遺産相続、車庫証明を専門的に扱う行政書士でした。



「去りし友に祝福を 逝く人には祈りを 誰が良くも悪くもなく 惜別もまた神のお慈悲 光の彼方に合掌する」  ・・・・という詩がありました。生者必滅、誰もそこから逃れることはできません。永久の別れにあたり、在りし日を偲んで、心からの冥福を祈るだけです。そして我々もまた、一度限りの限りある人生です。「死生、命あり」、いつその天命が下るのか誰も一歩先のことは分かりません。人のお役に立たなくなったら、家族に負担や迷惑をかけずに、ピンピンコロリと逝きたいものですが、いつ自分の意思さえ伝えられない事態になるやも知れません。だからこそ、今、今日と言う日を悔いなく生きたいと思うのですが、変わりばえの無い毎日の生活の中で、ともすれば、些細なことで思い悩んだり、腹を立てたり、そしてちょっぴり反省したり繰り返しです。なので最近は、自分の意のままにならないことや、腹立たしいことがあっても「もし明日死ぬとしたらと考えるようにしています。そう考えると、意のままにならないことも、腹立たしいことも、どうでも良くなって、少しおうようになれる気がしてくるのです。


    静岡市で遺産相続、車庫証明を専門的に扱う行政書士でした。