2017年2月25日(日) 春の大潮

ダイドック冒険学校 合同企画  ひじきを採ろう!

 

え~ ひじきって スーパーで買う乾燥したのしか知らんけど。

海で採って その後どうするの?

どれが ひじきか 全部同じに見えるよ!

 

という声が聞こえてくる中、今日は、いつも活動する佐合島で ひじき採りをしました。

 

大潮の日と土日を合わせると この日しかなくて 今回は幼年部と高学年部合同です。

 

まずは、ひじきについてお勉強。

ひじきは、どんなところに生えているのだろう。

 

お話しのあとは、お昼ご飯を食べて、潮の時間に合わせて 磯へ歩いて移動しました。

バケツ ハサミ 鎌 袋

それぞれ用意してきた 道具を持って 出発!

 

わさわさ ゆらゆら ひじきがたくさん。

 

ひじきって 海に生えているときは、こんな色なんですね。

 

 

 

あおさも 採れました。

 

持ってきたバケツは、すぐにいっぱいに なったよ。

思い思いに ひじきを採ったらベースに戻って ちょっと試食用に 

持ってきた圧力鍋で 炊いてみました。

 

この辺りでは、上関町祝島のひじきや田布施町馬島のひじきが 有名です。

大きな鉄なべに きれいに洗ったひじきを入れて、ゆっくりゆっくりと 薪で焚きます。

4時間くらいすると ふっくら柔らかいひじきが 炊きあがります。

それを天日で干して 袋に詰めて販売されています。

とても手間のかかる作業ですが、おかげで 袋から出して水につければ すぐに柔らかいひじきが食べられます。

 

今回は、薪ではなく ガスと圧力鍋を使いましたが 十分においしく炊けました。

我が家は、生のひじきを 小分けにして 冷凍保存しております。

乾燥できたらいいけどと毎年思うけど、手がまわりません。

 

おすすめの食べ方は、玉ねぎのスライスとひじきを混ぜて ポン酢。

さっぱりとして お代わり必須です。

 

春の訪れを 海から感じた1日となりました。

初めてひじきを採ったよ!という方も多かったです。

海がきれいで ありがたい!ということは、こんなところでも 感じることができますね。

次の年も 生えてくるように ちゃんと株を残しておきました。

ありがとうございました。