ラスト従兄弟。 | 落とし穴

ラスト従兄弟。

1ヵ月半前から、家にいた従兄弟が先日、帰国しました。(写真の人)

そうです。以前にも触れた、韓国の方と恋仲になったあの従兄弟です。

前回までのあらすじを話しますと・・・

日本語学校で知り合った韓国の方と意気投合した、従兄弟。

2人の会話は、日本語で行われたため、

日本語がグングン上達していった、従兄弟。

恋も勉学も充実していた従兄弟。

しかし、いずれは日本を離れなければならない従兄弟・・・

とても、切ない話です。

そんな彼を、私は、私はぁ~!

しっかり、『落とし穴』に堕ちたか確認する必要がありました。

・・・『恋』というね。フッフッ

そして、帰国前夜に話を聞く機会を得ることになりました。

その時の私は、さしずめ赤頭巾を目前にした狼・・・「お前を食べるためさぁ」

・・・・さぁ、従兄弟よ良い声で鳴いておくれ。

「最初からこうなると、わかっていました」

えっ・・・・・・。

「メモリーだけで、僕は嬉しいです」

ぇっ・・・・・・。

「嫌いになって、別れるわけじゃないので良かったです」

・・・・・・狼は猟師に、殺されましたとさ。

結びに:従兄弟を『落とし穴』に落とすつもりが、

    私が『落とし穴』に落ちました。

    彼は私が考えるより大人でした。ちぇ。