前に、まだ真央ちゃんがアルトゥニアンコーチにかかっていたころ、GPシリーズのバックで真央ちゃんとコーチにぴったりと張り付いて、思うような演技ができなかった真央ちゃんに畳み掛けるように質問していた松岡修造さんを、その頃の私は「なんてぶしつけな!!」って思ったのでした。
でも、その後彼がフィギュアスケートを応援していて、いつもすごい年下の選手にも「さん」を付けて呼んでくれることに「あれ?選手を尊敬してくれているのかな」と思うようになりました。
錦織圭くんファンになるまではテニスの試合も観たことなかったのですが、考えてみたらテニスのメジャーな大会では常に負けても勝っても試合直後に記者会見があり、敗因などを選手自身が振り返って語ります。
海外の記者は日本以上におそらくは手厳しいことも質問するでしょうし、プロである限り年齢に言い訳はできません。
まあフィギュアスケーターはアマチュアですが・・・。
そんな記者会見での態度も選手の評価を高めるのでしょうね。たとえばナダルやフェデラーが下位の選手のことでも上から目線で語ってる姿を見たことがありません。むしろ讃えてます。
つまり修造さんは、自分のプロテニスプレーヤーだった経験から日本の選手たちにも、そういう姿勢(自ら冷静に演技を振り返れること、それを言葉で表現できること、マスコミに対する態度など)を教えてくれてたのではないかと、思い至ったのですがいかがでしょ?
彼はアスリートが人間としても品格を持った人であれ・・・と願っているように思います。
私も圭くんファンにならなかったら、そんなことに気づかないままだったかもしれないので、その辺反省してます^^;
テニスだって、よく知らないけどフォームを変更したり、怪我をしてランキングを落としたり(あ、これは圭くんだね)順調に階段を上がることは少ないと思うので、そんなときのメンタルの持って行き方とか参考になるかな?個人競技だしね。
というわけで「松岡修造の名言集」
http://www.earth-words.net/human/matuoka-syuuzou.html
嗚呼・・・私の考えって、いつもぬるま湯だったかも・・・