先週の中山記念と阪急杯は道悪適性のある馬が上位を占め、波乱の結果となりました。
この大穴予想ブログでも、ボックス買いで高配当をGETすることができました。
今週末は、次のGⅠに繋がる(であろう)重要なレースの可能性があるので、シッカリと
見極めたいと思います。
〔中山メイン オーシャンS〕
(展開面)
3/5(金)のお昼の段階では、中山芝コースの馬場状態は“重”だそうです。
明日は雨予報なので、先週同様に枠順・道悪適性を重要なファクターに検討したいと思います。
先週の中山記念は道悪のため10番枠より内側の枠順と、道悪に適性がある馬が上位を占めた
結果になりました。
展開は、前走2番手に抑えて結果が出なかった⑦セブンシークィーンがハナを主張すると思われ、
⑩シャウトライン⑯ショウナンカザン④アイルラヴァゲインが追う展開になると思います。
セブンシークィーンはガンガン逃げるタイプでもなく、他の馬も競いかけることはないと思われる
ことと、道悪を考えれば~短距離戦でありながら落ち着いた流れになると思います。
やはり最後方からの追い込みは厳しく、先行から好位で足を溜められる馬に分があると
思います。
本命◎は⑩シャウトラインです。
この馬は昨年の夏から追いかけ続けてますが、今一歩のところで足りない競馬が続いている
ことから、ローカル向きかなぁとも思いましたが、今回は時計勝負にならない可能性がある
ので十分出番があると思います。
馬格的にも500㎏を超える大型馬なのでスタミナはあると思います。
芝1200m(4・1・3・8)複勝率50%で、特に小回り1200mでは中山芝1200m(0・1・0・0)
小倉芝1200m(3・0・2・3)複勝率62.5%です。
道悪適性は、芝稍重(0・0・1・1) 芝重(0・0・0・2) 芝不良(0・0・1・0)で稍重から
不良馬場での全体的な成績は(0・0・2・3)で、マズマズです。
好位につけられるため、叩き3戦目の今回は絶好の狙い目だと思います。
(対抗馬)
⑯ショウナンカザン
大外枠が気になりますが、内でゴチャつくよりすんなり好位に付けられると思います。
芝1200m(3・3・1・0)複勝率100%、中山芝1200m(1・1・0・0)連対率100%
道悪の成績は経験がないので未知数ですが、父ショウナンカンプは芝稍重での成績が
(1・0・0・0)だったことと、この馬も父同様ダート戦でも常に上位に着ていたので
走れる可能性の方があると思います。
デビュー戦と2戦目は掲示板を外しましたが、以降22戦連続で掲示板を確保しているので
その堅実な走りに期待です。
④アイルラヴァゲイン
8歳の高齢馬ですが、昨年秋から好調が持続しています。
芝1200m(4・0・5・13)ですが、中山芝1200mに限定すると(3・0・3・4)複勝率60%です。
道悪は、芝稍重(1・0・0・4) 芝重(0・0・1・1) 芝不良(0・0・2・0) 全体では(1・0・3・5)で
マズマズですが、稍重以上に悪化した方が耐えられそうです。
乗りなれている松岡正海騎手に代わることは全く心配ないと思われますし、ロスのない
内枠を引けたことと、この馬より内枠の馬は差し馬で下げると思うので、すんなりと
好位を取れると思います。
ここのメンバーで昨年のスプリンターズSに出走した中では最先着でしたし、斤量的にも
今回は恵まれたと思います。
⑧エーシンエフダンズ
芝1200m(3・5・4・8)複勝率60%ですが、中山芝1200mに限定すると(2・2・0・0)です。
道悪の成績は、芝稍重だけの経験ですが(0・1・2・0)複勝率100%です。
OPクラスではまだ好成績を残してないですが、そろそろクラス慣れが見込まれることと、
叩き2戦目の今回は狙ってみたいと思います。
(大穴推奨馬)
⑦セブンシークィーン
自己条件をクリアーした直後の格上がり初戦は2ケタ着順ですが、クラス慣れした2走目は
人気薄で激走しています。
前走は2番手に抑えたことで自分のレースができなかったと回顧しているので、展開面
でも触れた通り今回はハナを主張すると思います。
洋芝の札幌競馬場で2勝しているので道悪もこなせると思います。
最大のポイントは、九星の七赤・7番枠に“セブン”シークィーンと数字の後押しがあることです。
ゆえに、阪神メインのチューリップ賞の7番枠は青枠にオメガ“ブルー”ハワイが、入っています。
大駆けが大凡走の両極端ですが、不気味な暗示に期待です。
(危険な人気馬)
③キンシャサノキセキ
GⅡを2連勝していることから、ここでは断然格上の存在ですが、不安材料が山盛りです。
気性的に難しく、騎手が乗り変わることは不安です。
名手四位騎手がうまくコントロールできるか見ものですが・・・
芝1200m(2・2・2・3)複勝率66.7%で好成績のようですが、中山芝1200mに限定すると
(1・1・0・2)複勝率50%でパフォーマンスが低下します。
ちなみに昨年秋のスプリンターズSで12着、昨年のオーシャンSで10着です。
また道悪に成績は、芝稍重(0・0・0・3) 芝重(0・0・0・1) 芝不良は未経験ですが
全体的には(0・0・0・4)です。
前走のようにゲートを出遅れてしまっては致命的ですし、レース中かかる癖もあるので、
前回のように早い流れが期待できない今回は、折合いを欠く可能性もあります。
次走GⅠ高松宮記念を目標にしているようなので、ここは取りこぼす可能性アリと見ます。
【結論】
◎ ⑩シャウトライン
○ ⑯ショウナンカザン
▲ ④アイルラヴァゲイン
△ ⑧エーシンエフダンズ
注 ⑦セブンシークィーン
〔阪神メイン チューリップ賞〕
いつもは明け3歳戦は見送るのですが、このレースは桜花賞に繋がる重要なレースなので、
サクっと予想してみたいと思います。
◎ ②ラフォルジュルネ
勝ち上がるまで3戦を要しましたが、前走の未勝利戦は牡馬相手に5馬身差のブッ千切りの
快勝でした。
デビューから2000m以上を使われてきているので、先週の3歳戦すみれSでも良かったと
思いますが、同厩舎の重賞馬タガノエリザベートをこちらに出走させた意味は何なのか・・・
桜花賞に出れる賞金はあるので、オークスに向けての距離適性を確認する意味でかと
思われますが、ブッキングを避けたことは事実です。
阪神競馬場も道悪の可能性があり、先行したいこの馬にこの枠順はアドバンテージ
だと思います。
安藤勝己騎手から乗り変わるのも、むしろ好結果の可能性があります。
○ ⑤ヴィクトリーマーチ
前走はここへの重要ステップレースのエルフィンSで2着惜敗でしたが、勝った馬よりも足を余した
印象があります。
デビューから連対を外してないことから、のびシロはあると思います。
▲ ⑯アパパネ
昨年暮れのGⅠ阪神JFを勝ち、最優秀2歳牝馬になりましたが、あのレースは展開的に
相当恵まれたと思います。
4コーナーで前を行く(2着になった)アニメイトバイオが少し外側に膨らんだことにより、
この馬より外側にいた馬は皆外側に膨らんでしまい、内側がポッカリ開いた所を
突くことができての勝利でした。
ペースも相当緩かったと思います。
大負けすることは考えにくいですが、あくまでも目標は先なので抑えまでです。
△ ⑦オメガブルーハワイ
オーシャンSの大穴推奨馬の欄でも触れましたが、ブルーの青枠にオメガ“ブルー”ハワイが
入ったことが後押しです。
あまり人気がない時の武豊騎手は不気味です。
ただ、武豊騎手は桜花賞では騎乗馬が決まっているので一抹の不安もあります。
注(大穴推奨馬) ⑫ショウリュウムーン
勝ち上がるまで3戦を要しましたが、いずれも惜敗でした。
父キングカメハメハ産駒の馬がここには4頭も出走しますが、母父ダンスインザダークから
奥行を感じます。
前走の走破時計は1週間後のこぶし賞(勝ち馬オウケンサクラ)と比べて0.4秒差で
稍重馬場を考慮したら、匹敵かそれ以上だと思います。
また、エルフィンSのそれよりも稍重馬場でありながら0.4秒上回っています。
聞き慣れないジョッキーですが、逆に地方から乗りに来たジョッキーは、中央の高額賞金を
取るハングリー精神がハンパじゃないので、大駆けに期待です。
(危険な人気馬)
⑩ベストクルーズ
デビュー以来、馬券圏外になったことはありませんが~
今期イマイチ流れの悪い安藤勝己騎手の不運さと、調教の動きが全く気に入りません。
調教はあまり動かないようですが、併せた同厩舎の②ラフォルジュルネが馬なりのまま
楽に先着したのに対して、一杯一杯に追われたこの馬はものすごく見劣りました。
父父フレンチデピュティから道悪をこなしそうですが、母父サンデーサイレンスからキレる脚を
受け継いだ印象があり、馬体重的にも道悪をこなすイメージがわきません。
やはり道悪レースは荒れる傾向にあるので、大穴狙いで行きましょう