毎年7月21日（オ●ニー日）に開催される下ネタ日本一を決める地下芸人の大会、シモワングランプリも今回で節目となる10回目。7月21日が週末でないと見に行けないけど、それでも3回くらいは見てきたかな？
これ画像を見ていて気がついたけど、このロフトプラスワンの案内看板、可愛い動物のイラストの目線が全部ズレてるのね、誰の絵なんだろう？遊び心あるね。
さて、イベントの内容をさらりと紹介。
セクシー川田；デリ●リストとして、デリヘ●利用の心構え、その楽しみ方を紹介するネタ。普段は柴田恭兵のネタをやっているようで、それを組み合わてデ●ヘルを呼ぶ設定。最後はシティーハンターのEDを組み合わせたりして、面白かった。前半戦の中では一番ウケていたと思う。
横須賀歌磨呂；銀行強盗とそれを説得するほぼ赤の他人のコント。ほぼ赤の他人というのは、説得に連れてこられたのが過去に犯人と壷8で一回だけヤった事のある女という事で、だからほぼ他人。犯人もそんな奴覚えてねーわ、って。で、どうやって思い出していくかっていうネタ。序盤割とスローな展開なんだけど、そこでしっかり世界観を作るから、ネタの本筋が始まると何をやってもウケる、いつものパターン。こうやってじっくり世界観を作っていくネタは今の地上波だと難しいだろうね。（それ以前にネタの中身の問題もあるんだけど）
GOヒロミ44；歌ネタ。ギターを弾きながら、かなり際どい（実際アウトか）なお笑い芸人の裏話暴露。オンエアバトルや鳥肌実が実は裏でアレがソレで。。。今回はネタの内容的に一般にあまり知られていない情報だったので、いまいちウケず。
殿方充；今回の優勝者。予選はネットアイドルの独白。アクセス数アップの為に、イングヴェイの曲を無料ダウンロードできるようにしたり（ここはあまりウケなかった。イングヴェイの知名度考えたらしかたなし）そうこうするうちにネットで嘘書き込みの晒し先となり、最終的に「ユリゲラーのち●こは真っ直ぐ画像」を手に入れなければならなくなる。
決勝はおばあちゃんデスメタルバンドの独白。近所に住むガキが「スネオヘアー」のコピーバンド「のび太アンダーヘアー」を結成したのに対抗して、デスマ●ゲを結成。デスメタルあるあるを織り込みながら、デス●ンゲをレコード会社に売り込むまでが描かれるネタ。こちらもナパームデスの1秒曲ネタや、カールスモーキー石井のDV疑惑などを盛り込んだ非常に危険な内容。さすが4timesチャンピオンにふさわしい盛り上がり方だった。
そして最後に、インモラリスターがやってくれたのよ、ここでは書けないけれど。すごく、、、綺麗だった。そしてあんな短時間でシャバーって吹けるんだ。おしっことは違うらしいけど、どうなんだろう？何を言ってるのか全然わからんね。
こちらにMVがあった。
そんなわけで、久しぶりの下-1グランプリだったけど、やっぱりすごい熱気とネタの内容だった。しかも長丁場で、19時スタートで終わったの23時15分頃だからね。わずか2000円の入場料で。いつも思うんだけど、このネタを録画してソフトで販売して欲しいんだよなー。絶対無理だろうけど。
だから下-1グランプリはある意味、一番今風のコンテンツなのかも。なんでもかんでもネットにアップされてる現代だから、ネットに上がらない＝存在していない、に等しい。でもネットに接続されていないモノなんていっぱいあるんだよね。そしてネット接続から離れてしまえば、お上の目に触れない完全な自由！でもその自由は無法地帯じゃない。この自由の場にアクセスするには、相応の努力をしなきゃいけない。そういうごく少数精鋭の人たちによって、この自由の場所は守られている。だから本当はココであった事はネットに書かないほうがいいんだけど、このイベントを作っている関係者、芸人の方々の努力に敬意を表する為に少しだけ書いてみた。