1.初期設定
(1)接続と起動
RTX1000のポートにはIPアドレスが設定されてない。
なので、初期設定は、PCのシリアルポートとRTXコンソールポートを、シリアルケーブル(クロス;メス-メス)でつなぐ。
http://pasoport.jp/blog/2007/11/rtx1000.html
PC側でTeraTermかハイパーターミナルを起動して、シリアルポート接続を選択。
設定は下記のとおり
ポート:COM1
ボー・レート:9600
データ:8bit
パリティ:none
ストップ:1bit
フロー制御:Xon/Xoff
受信:SJIS、送信:SJIS
そんで、RTXの電源ON
→英語でメッセージがずらずら表示される
エンターを押下
→「password」と表示されるので、初期状態ではパスワード未設定なので何も入力せずエンター
→">"プロンプトが表示される。
※コンソール接続の場合のみ、デフォルトパスワード w,lXlma でいきなり管理者ログイン
(2)ログイン・ログアウト
一般ユーザ、管理者がある。(ciscoは3段階)
管理者パスワードは初期状態では未設定なので何も入力せずエンターで管理者ログインできる
管理者ログインすると、"#"プロンプトが表示される。
①管理者ログインコマンド
> administrator
②ログアウトコマンド (管理者→一般ユーザ、一般ユーザからログアウト共通)
# exit
(3)パスワード設定コマンド
一般ユーザpasswordも、管理者passwordも、管理者にログオンして設定する。
①一般ユーザパスワードの設定
# login password
Old Password
New Password
New Password
# save ←このコマンドでconfigがすべてフラッシュメモリに保存される
②管理者パスワードの設定
# administrator password
Old Password
New Password
New Password
# save
③日時設定
# date yyyy/mm/dd
# time hh:mm:ss
※日時がおかしいと、PPPOE接続できない
※確認はshow environmentllコマンド
(4)複数コンフィグの作成
コンソール接続の状態から、主電源を押して再起動したあと、configurationを選択する画面で、2と押してエンターしたら、2つ目のコンフィグでスタートする。
もし、3つ目のコンフィグを新規作成する場合には、上記で3と入力してエンターすれば、
3番目のコンフィグが新規作成される。
2.一般的なコマンド
①設定の確認
# show config
②設定内容の保存
# save
③パケット処理停止コマンド
# pp disable
※設定変更を行う前に必ずこのコマンドを実行する
④パケット処理再開コマンド
# pp enable
※pp enableの後に、saveコマンドを実行する。
⑤ping、tracerouteコマンド
> ping 127.0.0.1
> traceroute 192.168.1.100
⑥再起動
> restart
※揮発メモリは消える。フラッシュメモリは消えない
⑦工場出荷状態に戻すコマンド
# cold start
Password: ←管理者パスワードの入力
※揮発メモリ、フラッシュメモリともに消える
3.管理と保守
(1)TFTPサーバでRTXのconfigのダウンロード
①RTX側でTFTPサーバを起動する
# tftp host 許可するクライアントのIPアドレス
②クライアントPC側のコマンドプロンプトで下記を実行
>tftp -i RTXのIPアドレス get config/RTXの管理PW クライアントPC側の保存先ファイル
【例】>tftp -i 192.168.1.1 get config/password G:\chinko.txt
※あらかじめ、からファイル"G:\chinko.txt"を作っておかないとエラーになる。
(2)TFTPサーバでRTXにconfig流し込み
①RTX側でTFTPサーバを起動する
# tftp host 許可するクライアントのIPアドレス
②クライアントPC側のコマンドプロンプトで下記を実行
>tftp -i RTXのIPアドレス put クライアントPC側の保存先ファイル config/ RTXの管理PW
【例】>tftp -i 192.168.1.1 put G:\chinko.txt config/password
(3)複数のコンフィグ設定とバックアップ
RTX3000、1500、1100では、上記(1)②や、(2)②で、"config"の変わりに、"config0~config4"を指定すると、複数あるconfigファイルを指定できる。
※RTX1000にはこの機能はないらしい。
(4)ログ
①ログの種類
→調査中
(5)SNMPエージェント設定
→調査中
(6)システム診断
①ARPテーブル表示
# show arp
②通信ログの表示
# show log
③IP経路情報の表示
# show ip route
④回線状態の表示
# show status bri
⑤LAN側状態表示
# show status lan
⑥各相手先の状態表示
指定した相手先に対して、接続中、または最後の接続時の状態を表示
# show status pp 相手先接続番号
【例】LAN2にISPと接続先番号1で接続してる場合
# show status pp 1
→LAN2のIPアドレスは、"PP IP Address Local: x.x.x.x"で表示される。
→LAN2のIPアドレスは、"Remote: x.x.x.x"で表示される。
→DNSは、"IPCP Local: IP-Address Primary-DNS(x.x.x.x) Secondary-DNS(x.x.x.x)
で表示される。
(7)セキュリティクラス設定
遠隔地からtelnetログインできて、パスワードを忘れた際、コンソールからのみ、"w,lXlma"でログオンできる設定は
# security class 1 on on
※セキュリティクラスの設定を確認するには、
# show environment
(8)接続先の指定
#pp select 1 ←接続先1の設定モードに入るコマンド
pp1# ←接続先1のプロンプトになる
pp1# pp select none ←接続先1の設定モードから抜けるコマンド
# ←接続先1の設定モードから抜けた
(9)指定した接続先との通信中断
# pp disable 接続先番号
4.PPPoEでISPに接続する一般的な設定
※上記でセーブして再起動すればネットにつながる
※今の状態だと、FWがまったく無いのでLANが丸裸状態
5.ファームウェアアップデート
(1)ファームウェア確認コマンド
# show environment
(2)RTX側でtftpサーバにtftpクライアントから接続
# tftp host tftpクライアントのIPアドレス
(3)TFTPクライアントツールのインストール
下記から、ヤマハTFTPクライアントツール(Windows用)をダウンロードして、
WindowsPCにインストール
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/utility/rt-tftp.html
(4)最新のファームウェアをダウンロード
下記から、最新のファームウェアをダウンロード
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.php#rtx
(5)TFTPクライアントツールでファームウェアアップデート
①スタートメニューからTFTPクライアントツールを起動
②RTXのIPアドレス、アップデートするファイルを指定して実行
(1)接続と起動
RTX1000のポートにはIPアドレスが設定されてない。
なので、初期設定は、PCのシリアルポートとRTXコンソールポートを、シリアルケーブル(クロス;メス-メス)でつなぐ。
http://pasoport.jp/blog/2007/11/rtx1000.html
PC側でTeraTermかハイパーターミナルを起動して、シリアルポート接続を選択。
設定は下記のとおり
ポート:COM1
ボー・レート:9600
データ:8bit
パリティ:none
ストップ:1bit
フロー制御:Xon/Xoff
受信:SJIS、送信:SJIS
そんで、RTXの電源ON
→英語でメッセージがずらずら表示される
エンターを押下
→「password」と表示されるので、初期状態ではパスワード未設定なので何も入力せずエンター
→">"プロンプトが表示される。
※コンソール接続の場合のみ、デフォルトパスワード w,lXlma でいきなり管理者ログイン
(2)ログイン・ログアウト
一般ユーザ、管理者がある。(ciscoは3段階)
管理者パスワードは初期状態では未設定なので何も入力せずエンターで管理者ログインできる
管理者ログインすると、"#"プロンプトが表示される。
①管理者ログインコマンド
> administrator
②ログアウトコマンド (管理者→一般ユーザ、一般ユーザからログアウト共通)
# exit
(3)パスワード設定コマンド
一般ユーザpasswordも、管理者passwordも、管理者にログオンして設定する。
①一般ユーザパスワードの設定
# login password
Old Password
New Password
New Password
# save ←このコマンドでconfigがすべてフラッシュメモリに保存される
②管理者パスワードの設定
# administrator password
Old Password
New Password
New Password
# save
③日時設定
# date yyyy/mm/dd
# time hh:mm:ss
※日時がおかしいと、PPPOE接続できない
※確認はshow environmentllコマンド
(4)複数コンフィグの作成
コンソール接続の状態から、主電源を押して再起動したあと、configurationを選択する画面で、2と押してエンターしたら、2つ目のコンフィグでスタートする。
もし、3つ目のコンフィグを新規作成する場合には、上記で3と入力してエンターすれば、
3番目のコンフィグが新規作成される。
2.一般的なコマンド
①設定の確認
# show config
②設定内容の保存
# save
③パケット処理停止コマンド
# pp disable
※設定変更を行う前に必ずこのコマンドを実行する
④パケット処理再開コマンド
# pp enable
※pp enableの後に、saveコマンドを実行する。
⑤ping、tracerouteコマンド
> ping 127.0.0.1
> traceroute 192.168.1.100
⑥再起動
> restart
※揮発メモリは消える。フラッシュメモリは消えない
⑦工場出荷状態に戻すコマンド
# cold start
Password: ←管理者パスワードの入力
※揮発メモリ、フラッシュメモリともに消える
3.管理と保守
(1)TFTPサーバでRTXのconfigのダウンロード
①RTX側でTFTPサーバを起動する
# tftp host 許可するクライアントのIPアドレス
②クライアントPC側のコマンドプロンプトで下記を実行
>tftp -i RTXのIPアドレス get config/RTXの管理PW クライアントPC側の保存先ファイル
【例】>tftp -i 192.168.1.1 get config/password G:\chinko.txt
※あらかじめ、からファイル"G:\chinko.txt"を作っておかないとエラーになる。
(2)TFTPサーバでRTXにconfig流し込み
①RTX側でTFTPサーバを起動する
# tftp host 許可するクライアントのIPアドレス
②クライアントPC側のコマンドプロンプトで下記を実行
>tftp -i RTXのIPアドレス put クライアントPC側の保存先ファイル config/ RTXの管理PW
【例】>tftp -i 192.168.1.1 put G:\chinko.txt config/password
(3)複数のコンフィグ設定とバックアップ
RTX3000、1500、1100では、上記(1)②や、(2)②で、"config"の変わりに、"config0~config4"を指定すると、複数あるconfigファイルを指定できる。
※RTX1000にはこの機能はないらしい。
(4)ログ
①ログの種類
・NOTICE :パケットフィルタリングで、落としたパケットの情報
・INFO :通常の情報
・DEBUG :障害解析などの為に、ISDNやPPPのデバッグ情報
②ログの書き込みの有効/無効の設定
・ダウンロード
→調査中
・自動取得(Linuxのsyslogに書き込ませる方法)
http://www.marronkun.net/network/yamaha/rtrtx_000051.html
④ログの消去②ログの書き込みの有効/無効の設定
・syslog notice on/off ←デフォルトでOFF
・syslog info on/off ←デフォルトでON
・syslog debug on/off ←デフォルトでOFF
※NOTICEタイプを有効にすることでフィルタルールのログが残るようになる。
に変更してログを残すことができる。
③ログの取得方法※NOTICEタイプを有効にすることでフィルタルールのログが残るようになる。
passのルールではデフォルトではログが残らないので必要に応じて
# ip filter 100099 pass-log * * * * *に変更してログを残すことができる。
・ダウンロード
→調査中
・自動取得(Linuxのsyslogに書き込ませる方法)
http://www.marronkun.net/network/yamaha/rtrtx_000051.html
→調査中
(5)SNMPエージェント設定
→調査中
(6)システム診断
①ARPテーブル表示
# show arp
②通信ログの表示
# show log
③IP経路情報の表示
# show ip route
④回線状態の表示
# show status bri
⑤LAN側状態表示
# show status lan
⑥各相手先の状態表示
指定した相手先に対して、接続中、または最後の接続時の状態を表示
# show status pp 相手先接続番号
【例】LAN2にISPと接続先番号1で接続してる場合
# show status pp 1
→LAN2のIPアドレスは、"PP IP Address Local: x.x.x.x"で表示される。
→LAN2のIPアドレスは、"Remote: x.x.x.x"で表示される。
→DNSは、"IPCP Local: IP-Address Primary-DNS(x.x.x.x) Secondary-DNS(x.x.x.x)
で表示される。
(7)セキュリティクラス設定
遠隔地からtelnetログインできて、パスワードを忘れた際、コンソールからのみ、"w,lXlma"でログオンできる設定は
# security class 1 on on
※セキュリティクラスの設定を確認するには、
# show environment
(8)接続先の指定
#pp select 1 ←接続先1の設定モードに入るコマンド
pp1# ←接続先1のプロンプトになる
pp1# pp select none ←接続先1の設定モードから抜けるコマンド
# ←接続先1の設定モードから抜けた
(9)指定した接続先との通信中断
# pp disable 接続先番号
4.PPPoEでISPに接続する一般的な設定
ip route default gateway pp 1
ip lan1 address 192.168.1.1/24
pp select 1
pppoe use lan2
pp auth accept pap chap
pp auth myname 接続ID@biglobe.ne.jp 接続PW ←ISP識別子忘れると駄目よ
ppp lcp mru on 1454
ppp ipcp ipaddress on
ppp ipcp msext on
ppp ccp type none
ip pp mtu 1454
ip pp nat descriptor 1
pp enable 1
nat descriptor type 1 masquerade
dhcp service server
dhcp scope 1 192.168.1.2-192.168.1.7/24
dns server pp 1
dns private address spoof on
※上記でセーブして再起動すればネットにつながる
※今の状態だと、FWがまったく無いのでLANが丸裸状態
5.ファームウェアアップデート
(1)ファームウェア確認コマンド
# show environment
(2)RTX側でtftpサーバにtftpクライアントから接続
# tftp host tftpクライアントのIPアドレス
(3)TFTPクライアントツールのインストール
下記から、ヤマハTFTPクライアントツール(Windows用)をダウンロードして、
WindowsPCにインストール
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/utility/rt-tftp.html
(4)最新のファームウェアをダウンロード
下記から、最新のファームウェアをダウンロード
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.php#rtx
(5)TFTPクライアントツールでファームウェアアップデート
①スタートメニューからTFTPクライアントツールを起動
②RTXのIPアドレス、アップデートするファイルを指定して実行