むしゅめちゃん「ね~パッティ~」ドキドキ

Danna「なんだい?むしゅめちゃん」

むしゅめちゃん「この前、雑誌を読んでいたら、
『お笑い界に続々とニューカマーが誕生!』
って書いてあったけど・・・」

Danna「うんうん」

むしゅめちゃん「それって、
『新しいオカマちゃんが次々に生まれている』
ってこと?」ブタ

Danna「ぷぷぷ~違うよ~
ニューカマーって、英語のNew Comer
新しく来た人、つまり新人ってことなんだよ~」にひひ

むしゅめちゃん「へ~、じゃあ、
お笑い界に新人さんがいっぱいいる、ってこと?」ドキドキ

Danna「うんうん。まぁ、最近じゃ
新たに人気が出た人=キテる人、という意味でも使われてるようだし
新しくブレイクした人が次々誕生!って感じかな?」にひひ

むしゅめちゃん「じゃ、PPAPのピコ太郎もニューカマー?」

Danna「うんうん、あの人は中身は新人じゃないけど、
ピコ太郎さんは新人なわけで・・・突然のニューカマーだよ」えっ

むしゅめちゃん「どうりでPPAPのPVの最後、
オカマちゃんみたいにするわけだ」クマ

Danna「だから、
ニューカマーって新しいオカマちゃんのことじゃないって~」わんわん


カマー=オカマちゃんなんていう、
こんなかわいい素朴な疑問を抱くむしゅめちゃんには、
決してそうじゃないことを教えてあげるために
カルチャー・クラブの「Karma Chameleon」を聴こう音譜



カルチャー・クラブは、ロンドンで結成された
ニュー・ロマンティック系の4人組ポップ・バンドである。
1980年代に巻き起こった、
第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの中心的バンドとして大活躍した。
バンドの中心人物は女装をして登場したボーイ・ジョージで、
奇抜なファッションやビジュアル面で注目されることが多かった。
しかしその実、野太くソウルフルな歌声を聴かせてくれ
ブルー・アイド・ソウルの名シンガーでもあったのだラブラブ!

青年期からロンドン市内を転々とし、ナイトクラブ「ブリッツ」で
ブリッツ・キッズという専属グループでパフォーマンスをしていたところ、
元セックス・ピストルズのマネージャーだったマルコム・マクラーレンに気に入られ、
ニューウェーブ・バンドのバウ・ワウ・ワウに加入することになる。
しかし、すぐにグループを脱退し、1981年に自身の集めたメンバーでカルチャー・クラブを結成。
1982年にはヴァージンと契約してシングル「White boy」でデビューするのだったクラッカー
同年、アルバム「Kissing to be clever」をリリース。
シングル「Do you really want to hurt me」が
全英チャート1位、全米チャート2位と大ヒットを記録し、一躍大スターとなるのだったラブラブ

「Karma Chameleon」は1983年にリリースされた
セカンド・アルバム「Colour by numbers」からのシングルで、
全米・全英チャートはもちろん、世界各国で1位に輝いた特大ヒット曲である。
日本でも「カーマは気まぐれ」という邦題がつけられ、
「か~まかまかまかま」という印象的でいて・・・
オカマちゃんや蒲鉾を揶揄するようなフレーズが大人気を呼び、
小学生までもが口ずさんだり当時の洋楽人気を超えた社会現象的1曲になった音譜



ああ、なんともポップでキャッチー!
ハーモニカとすっとぼけたような軽快なギターの音が今聴いても斬新だ。
ボーイ・ジョージがあの恰好で「か~まかまかまかま」って歌うなんて
やっぱり奇跡的な組み合わせだったと思わずにはいられない・・・クマ
当時、初めてこの曲を聴いた時は
「新しい時代が来た!」とか、なんとも言えない衝撃を受けたものだ
・・・あれぞ本当のニューカマー(いろんな意味で)だったんだなぁ~

そんなわけで、むしゅめちゃん!
カーマやカマーは決してオカマちゃんのことじゃないから
今後、本当に気をつけなはれや~馬

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