むしゅめちゃん「ね~パッティ~」ドキドキ

Danna「なんだい?むしゅめちゃん」

むしゅめちゃん「この前、ジジとババ(注:妻っちんの父母・・・つまり、むしゅめちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん)がスマホ買ってさ~」ドキドキ

Danna「ほ~あの機械苦手そうなジジとババが?それはスゴイ!」

むしゅめちゃん「LINEをインストールして友だちになったんだけどね・・・」ドキドキ

Danna「友だちになっただけでスゴイ!」

むしゅめちゃん「こっちからLINEメッセージ送っても、
一つも返信こないんだよ~」ブタ

Danna「え?読んでないんじゃないの?」

むしゅめちゃん「違うよ~ちゃんと既読になってるもん~
必殺の既読スルーだよ
あ~あ、返信の仕方がわからないと言ってたみたいだしね~」クマ

Danna「あのね、むしゅめちゃん!
ジジやババの年齢になるとね・・・
機械というものは、取扱いを間違うと爆発する
と思い込んでしまうものなんだよ~」

むしゅめちゃん「あははは
そんな訳ないのにね~」にひひ

Danna「自分の生きてきた上で経験してこなかった物に関しては、
最初から爆発を恐れて苦手意識を持っちゃうんだよね~」

むしゅめちゃん「うんうん」

Danna「そういう意味からいったら、
ママに対しても取扱いを間違えると爆発する
と思い込んで、遠慮して関わっているよね~」ブタ

むしゅめちゃん「おほほほ~」

Danna「本当にママは大事に取扱わないとね~」クマ

むしゅめちゃん「あはは~」

Danna「うふふ~」


・・・などという会話を先日繰り広げたのだが、
「彼女は慎重に取り扱わないと爆発してしまう~」と歌った(←違う)のが、
ラス・バラードの「Treat her right」である音譜



ラス・バラードはイギリス出身のシンガーソングライターでミュージシャンである。
16歳の時にギタリストとして兄や友人と共にバンドを組み、
いくつかのバンドを渡り歩いた後、
1969年にザ・ゾンビーズのキーボーディストだったロッド・アージェントによって結成された
ロック・バンド、
アージェントにリード・シンガー&ギタリストとして参加することになる。

この活動の中でラスさんは作曲も担当することになり、才能が開花するクラッカー
1972年に「Hold your head up」が全米・全英チャートで5位、
1973年には「God gave rock and roll to you」が全英チャート18位など、
彼の書いた曲がヒットしたのだった!
「God gave rock and roll to you」は、後にハードロック・バンドのペトラやキッスにカバーされてヒットするなど
人気を博するのである晴れ

しかし、1974年にラスさんはバンドを脱退し、
ソロとソングライティング活動に転身馬
1975年に全英9位になったハローの「New York groove」、
1977年に全英チャート1位となったホット・チョコレートの「So you win again」、
1979年のレインボーの全英6位のヒット「Since you been gone」、
同じく全英3位のヒット「朝練だー」・・・もとい「I surrender」
1980年代に入るとサンタナの「Winning」やアメリカの「You can do magic」、
フリーダの「I know there's something goin on」
など、そのポップ・センスを生かしてソングライターとしてヒット曲を量産するのであったドキドキ

派手なソングライティングの活躍を見せたラスさん、
しかし、ソロの活動成果はまことに地味であるガックリ
1974年にソロ・アルバム「Russ Ballard」をリリースして以降、
今現在も活動中で、10枚ほどのアルバムを制作したのだが・・・
ほとんどヒットしていないのであるブタ
1980年にシングル「On the rebound」が全米チャート58位を記録したくらいなのである。

そんなラスさんの1978年のアルバム「At the third stroke」は
当時流行していたAOR要素を取り入れたメロウな1枚であった
脇を固めるのは、デヴィッド・フォスター、デヴィッド・ペイチ、デヴィッド・ハンゲイト、
トム・ケリー、ジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、キース・オルセンなど
アメリカ西海岸の精鋭達だったラブラブ!

ラスさんの書いた曲は素晴らしいものばかりであるが、
「Treat Her Right」は、哀愁に溢れたメロウな1曲である。



ああ~・・・しみじみするなぁ~
曲の内容は、「振られた男が、次の彼氏に元の彼女を幸せにして欲しい」と望む、という
なんとも相手を想う気持ちと悲しげな気持ちが入り混じったラブ・ソングであるが、
ラスさんのセンスと作曲能力の高さがうかがえる、
雰囲気が抜群の黄昏度の高い1曲であるドキドキ


さて、そんなわけで
ありのままの会話を文章にしたわけであるが・・・
この記事読んだら、妻っちん爆発しそうだな爆弾

な~んてね!
我が家の妻っちんは爆発など決してしない、
優しく聡明な女性です~(;´▽`A``(←最後はフォロー)

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