1989年・・・当時高校生3年生だったDannaは
ある映画のタイトルに釘付けになっていた!えっ

「パンチライン」



この映画、スタンダップ・コメディアンを目指してコメディ・クラブで漫談を披露する落ちこぼれの医大生と、
漫談好きが講じて舞台に立つようになった主婦とのラブ・コメディーものである。

出演しているのは当時人気が出始めてきたトム・ハンクスと
「フォレスト・ガンプ」などにも出たサリー・フィールドで
なかなか豪華な布陣の1本であり、地方でもロードショーされていたものである映画

さて、「パンチライン」というタイトルの原題は「Punchiline」であり、
「ジョークなどのオチや聞かせどころ」を意味する英単語である晴れ

そんなことも知らなかった高校生のDannaは・・・
「パンチ・ライン」「パンチラ・イン」のどっちか?
で真剣に悩んでいたのだ!

むぅ~「パンチ・ライン」だと、なんとなく格闘系やダンス系の映画だとイメージする・・・
しかし、「パンチラ・イン」だとすると・・・
完全にイヤラし系ではないか!

まぁ結果的にどっちのイメージも間違っていたのだが、
Dannaが思うに、この邦題は「パンチ・ライン」と
真ん中に「・」が必要だった!
そうしなければ、健全な青年やいたいけな少年がよけいな妄想をふくらまして
間違った道に進んでしまう!(←?)ブタ

「きちんとLineの文字をわかるようにしておいて欲しかった」ガーン
そんな抗議の(←?)意味を込め、
TOTOの「Hold the line」で厄払い(←?)しよう音譜



すでに何度か取り上げた、
TOTO一世一代の名盤であるクラッカー
「宇宙の騎士」と邦題が付けられたこのアルバム星空
1978年にリリースされたAOR12神の一グループ、TOTOのデビュー・アルバム
「TOTO」である。

TOTOは、もともと1976年にリリースされた
ボズ・スキャッグスのアルバム「Silk degrees」制作のために集まっていた
スーパースタジオ・ミュージシャンの集まりバンドである。

音楽を通じて息投合してグループを結成。
そのメンバーは、デビッド・ペイチ、スティーブ・ルカサー、ジェフ・ポーカロら
今やAOR界の伝説となっているメンバーばかりである。
そして、現在もバンドは活躍中という、
AORのために生まれてきたかのようなロック・バンドであるラブラブ!

スティーリー・ダンをはじめとした
多くのアーティストのアルバム制作に関わった腕利きのミュージシャン達のアルバムは
瞬く間に人気となり、全米チャート9位と大ヒットしたのだったアップ

そんな人気を後押しした、
アルバムからのファースト・シングルが「Hold the line」だキスマーク
重いリフとキャッチーなメロディーをもつこの曲は、
全米チャート5位とチャート的にも大成功したのであるドキドキ



ああ~このピアノ・イントロから重厚感溢れるギター&ベース!
たまりませんなぁ~ラブラブ!
曲を書いたのはデビッド・ペイチで、
ボビー・キンボールの伸びるハイトーンがキャッチーで、
なんともライブ映えする1曲だ!


「Hold the line」・・・本来は「電話を切るな!」ということであるが、
「パンチライン」に関して言えば、
「ライン」をしっかり表現して!
ってことになるクマ
ああ、今思えばDannaがこんな大人になったのも、
高校3年生の時に余計な妄想をふくらませたからか・・・ガックリ

・・・というか、こんなくだらない昔話に
楽曲を使われるTOTOの皆さんが気の毒になってきましたなブタ

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