かつて、Dannaの音楽情報収集のメインだったチャート番組・・・
1980年代~90年代は、ラジオでもテレビでも、
ビルボードやキャッシュボックス、オリジナルチャートなどの番組が氾濫していたものだ。
そんなチャート番組の常としては、ランキングで紹介する時に
曲のサビの良いところだけをちょっとだけ・・・
約7秒ほどだけ流れていたものであるドキドキ

そんな”ちょっとだけ”でハートを鷲づかみされた曲を思い出すコーナー
「7秒間の誘惑」ビルボードTop40編


本日思い出すのは
テレビでビルボードの最新チャートを流していた番組「ビルボードTop40」で流れた
フォリナーの「I don't want to live without you」である音譜



ぬうう~なんともAORっぽいジャケですなぁ~ラブラブ!
何度か取り上げた事のあるフォリナーの皆さんであるが、
一般的にはジャーニーREOスピードワゴンエイジア達と共に
「産業ロック」というわけのわからないジャンルわけをされて語られる事が多い

産業ロック・・・つまり、音楽を消費物だと捉え、
大衆受けしそうな、わかりやすいポップなメロディや演奏・アレンジをメインにした
まぁ、聴きやすく売れそうなロックを
当時の批評家たちはこう呼んだわけであるブタ

フォリナーも当初はハードな音を奏でる硬派バンドであったが・・・
1981年のアルバム「4」と、その中のバラード・シングル「Waiting for a girl like you」が大ヒットしたあたりから
よりメロディアスでポピュラーなサウンドに転換していった馬
1985年のシングル「I want to know what love is」で初めて全米チャート1位をゲットしたことは、
この売れ線バラード路線が非常に一般受けすることを証明したのだったクマ

その大ヒットから2年後の1987年にリリースされたアルバムが「Inside information」であった!
ファースト・シングルに選ばれたのが、覚えやすいキャッチーなロック調メロディーが
特徴の「Say you will」。
この曲も全米チャート6位のヒットをかっ飛ばし・・・
アルバムからのセカンド・シングルになったのが、
この「I don't want to live without you」であった晴れ

・・・当時、「Say you will」は大好きだったが、
セカンド・シングルが切られた事など全然知らなかったDannaは
テレビ番組「ビルボードTop40」のチャート・カウントダウンから流れてきた
この曲のサビ・メロディーに心奪われたのだったドキドキ



う~ん、なんというか・・・渋いバラードですなぁ~ラブラブ

それまでDannaの中でフォリナーというと
やっぱりバラードの印象が強かった・・・
「I want to know what love is」や「(Waiting for)A girl like you」などのように
ルー・グラムの甲高いシャウトが特徴だった!

今回も、シングルになるとすれば
そんなサビを高らかに歌い上げるような曲かと勝手に思っていたら・・・
「I don't want to live without you~」と聴こえてきたサビの
なんとも地味静かなことよ!Σ(゚д゚;)

意外なメロディー、意外な曲調!ブタ
ファースト・シングル「Say you will」で
イケイケのフォリナーを思い出していたDannaの耳には、
この地味~な曲が大変新鮮に聴こえてきたのであったクマ

バラード路線を突っ走っていたミック・ジョーンズによって書かれたこの曲を
坦々と歌い上げる(?)ルー・グラム・・・
路線をどう進むかで意見が分かれ、
この後ルー・グラムのグループ離脱にまで発展してしまったのだから、
まさしくギリギリの対立構造の中生まれた1曲でもあったのだパンダ

しかし、チャート的には全米チャート5位、
そしてACチャートでは彼ら唯一の1位を獲得したのだったクラッカー
つまり・・・フォリナーの最もAORっぽい曲として評価された曲でもあるのだ音譜

一聴してDannaのハートを掴んでしまったこの曲を聴いて思う・・・
フォリナーの皆さんも、ドゥービー・ブラザースのように、
いっそAORバンドとして転換すればよかったのになぁ~にひひ

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