【宮崎県《高校生発熱~宮崎県小林西高校で1人死亡。3人も同じ症状。~》2011.5/16-20:40配信】

宮崎県小林市の私立小林西高の一年生の男子生徒が、発熱などの症状を示し死亡した事が分かった。
他の3人の生徒が同様の症状を示しており、県は食中毒などの感染症の疑いもあるとして調べている。





昨日のエントリー記事で、韓国で起きているウィルス性肺炎を取り上げ韓国国内の口蹄疫の埋設処分のいい加減さから、河川や地下水の二次汚染により、野生動物から耐性を持つ新たなウィルスが発生したとしてもおかしくないと書きました。


昨日は若干、想像の話しを膨らませ過ぎたかと反省し、少し専門的な事を調べていた矢先に上記の配信記事に遭遇したので驚きました。



新生児のお子さんが最近生まれた家庭の親御さんならば詳しくご存知かも知れませんが、日本で国の補助金制度が施行され注目が集まり、【小児用肺炎球菌ワクチン】と【ヒブワクチン】の接触が増加する中、二つのワクチンを接触したお子さんが後に原因不明で亡くなる症例が報告され、ワクチン接触が止められていました。


先月の4/1に再び接触が可能になった訳ですが、まだ不安に感じている小さなお子さんを持つ家庭もあるようです。



少し調べてみました。


二つのワクチンは共に、肺炎や髄膜炎を引き起こす細菌性の感染を対象にしたワクチンです。《ヒブワクチン》は【ヘモフィルス・インフルエンザ菌B型】に、《小児用肺炎球菌ワクチン》はヒブ以外の【肺炎球菌】を対象にしたものだとされています。


細菌性肺炎のウィルスが脳を包む膜に直接付着し、脳内に膿が溜まったり、脳脊髄液が異常に増え水頭症になる事もある。

感染初期の症状は風邪とほとんど見分けがつかず、血液検査でも変化がないために専門家の医者でも判断が難しく診断が遅れる事で重症化するとされる。


重症化すると、身体の痙攣、意識障害などを起こし薬を投与しても抗菌薬が効かない耐性の高い細菌も多く治療が長期に渡るケースもある。


感染者の内、5%~10%の子供が亡くなり、後遺症が30%に残ると言うデータもあります。

また、細菌が肺ではなく喉の奥で感染する、喉頭蓋炎(こうとうがいえん)でも重症になり死亡するケースが少なくないようです。


ウィルスは当然、インフルエンザ菌同様に人から人へ飛沫感染しますから、感染経路については、口から侵入した細菌が肺炎を引き起こし更に、肺から血液で脊髄に運ばれ、脊髄性髄膜炎や髄膜性髄膜炎になり重症化するそうです。


今、日本ではワクチン接触によりここまで重症化する症例は少なくなりつつあるようです。それでも、年間1000人が細菌性髄膜炎に罹り、その内60%に当たる600人余りがヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌B型)感染による、細菌性髄膜炎になっていて、厚生労働省のホームページで調べたところ日本では1997年以降、現在までに髄膜炎の《感染症例が報告された地域が9例》、その内《感染した患者が43例》で《死亡が確認された症例が2例》のみのようです。




上記にリンクを貼った配信記事では詳細について語られていないので一連の韓国での急性肺炎との因果関係は分かりません。



言えるのは口蹄疫による大量の家畜が埋設処分されている事と、九州管内の自治体は新幹線の博多~鹿児島前線開業を起爆材として、今だに口蹄疫の収束宣言が出されない韓国から、ゴルフ客や観光客を誘致しようと官民一体で活動しています。




日付が変わり今日の午前に続報が入りました。

【宮崎県《髄膜炎の疑いの男子生徒が死亡、他に3人も同症状》2011.5/17-13:58配信】

宮崎県小林市の私立小林西高校の寮に住む複数の男子生徒が発熱などの症状を訴え、内1人が13日に死亡した。県は17日に死亡した生徒(15)は感染性の劇症的髄膜炎に罹っていた疑いが強いと発表した。
血液検査で髄膜炎菌の抗原抗体反応が確認された。


宮崎県によると、症状が出た生徒は他に3人おり、内1人から髄膜炎菌を検出した。3人はいずれも回復に向かっている。

髄膜炎菌に感染すると2~4日の潜伏期間の後、発熱や頭痛の他に、痙攣を起こす劇症型になると多臓器不全で死亡するケースもある。



厚生労働省のデータでは、死亡例は2例のみだったわけですから、それが宮崎でしかも、体力のある高校生が細菌性髄膜炎で死亡したんですから………、日本では血液検査が3~4日で出てるのに、韓国の肺炎死亡の血液検査に8週間ですからね、あながち韓国からの観光客の中に細菌キャリアがいて潜伏期間で九州管内を移動観光してまわり、飛沫感染したと想像するのは乱暴で行き過ぎた考えでしょうか。


鳥インフルエンザに口蹄疫、細菌性髄膜炎とは、なんで全て九州からなんでしょうか?



口蹄疫の感染経路について一年にもなるのに、日本政府からは調査結果の報告もなければ、マスメディアが追求する事もありません。最近は地元鹿児島の地方テレビ局も企画番組に韓国グルメを紹介したり、番組BGMに汚-POPを使ったり、韓国のテレビ局がドラマの撮影で鹿児島の観光地を使用したり、韓流に毒されてきました。




宮崎県の髄膜炎菌の感染経路については、注視しておく必要があるようです。韓国での口蹄疫や原因不明の肺炎の問題同様に在京の映像メディアが報道するとは思えませんからね。




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