読んだ小説に書かれている土地へ行ってみたいと時々思う
そして ここもそんな思いが私を旅立たせた
兵庫県の北部 朝来市にある 竹田城跡
今では山上に石垣だけが残る山城の跡だが
戦国時代末に築かれたというその石垣は
四百年の時を経た今も
当時のほぼそのままで現存していた
歴史のウンチクは得意な方にお任せするが
石垣だけが残された城跡は どこか侘びしくもあり
でも 確かに存在していたお城の雄姿が私には 見えた!
山道の入り口に立つ立派な大手門
そこから坂道を15分ほど歩く
傾斜は少し急だが 見おろした町並みの景色は素晴らしい
「雄壮にして孤高」の美をたたえる・・・
この城跡をそんなふうに書いていた人がいたが
うまく表現しているな