1990年2月、東京駅八重洲口で夜行バスの時間を待つ間
暇をつぶすために黄色い袋の外資系CDショップに
目立つポジションにドブロを抱えた泥臭いジャケットが
手にとって見ると"In Step" "Stevie Ray Vaughan"とクレジットしてある
さらにさかのぼること数年、ようやくMTVが一般家庭でも見られるようになったころ
あの"Cold Shot"のPVが流れてきた。
心地よいシャッフルのリズム、
押さえの利いたそれでいて一発で上手いとわかるギター
じつに体に馴染む音だった
ただ、意図的に「ブルーズ」を遠ざけていた時期と重なってしまったためそれ以上追うことは無かった
再び東京駅
消化不良だった自分には何か感じるものがあった
キャッチーなロックンロールナンバーから始まり
クロスファイヤー、タイトロープとタイトルだけで解るテンションの高いナンバーが続く
そして、ウィーリー・ディクソン、バディ・ガイのガチガチのブルーズへなだれ込む
2分ちょっとのインストでギアチェンジし
自身の手による軽快な2曲を挟み、Love Me Darlin'でトドメをさしてくれる
Riviera Paradiseでクールダウン、アルバムとして実に良くできている
当時モノなのでボーナストラックは無いのだ
残念なことにこの年のうちに短い生涯を閉じてしまう
もう少し聞きたかったというのが本音だろう
なお、消化不良の原因は東京ドームでみた超ビッグの来日公演って言うのは内緒でね
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イン・ステップ
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