【過去記事】グインサーガ・モンスター(生物)図鑑 2 | かたつむりファーム管理人室
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エンゼル・ヘアー ノスフェラス ノスフェラスの砂漠に漂う、細い糸状の生物。ふわふわと密生して漂う姿は、霧のようにも見えるが、どうやらプランクトンの様な単細胞生物であろうと思われる。 
本文中に記載はないようだが、例の「傭兵騎士団」会誌「アムネリス」の記事によれば、蛋白質でできているため、草原の草、海のプランクトンのように、その地に住む生物の貴重な栄養源となっている..とのことである。
グレイ・エイプ ガブール ガブールの大猿。ガブールに生息する猿であるが、旅の商人からモンゴールの黒伯爵ヴァーノンが買い取り、養育をしていた。別にグインと戦わせるために育てていたのではないが、なりゆき上、グインと闘技場で戦うことになる。グインが素手であるうちは、なんと互角以上の戦いを繰り返すが、卑怯にも「トーラスのオロ」が長剣をグインに投げ与えたことで、グインにより斬り殺されることになる。この時、トーラスのオロの助けがなかったら、グインサ-ガは1巻で完結し、アルド=ナリス・サーガとなっていたかもしれない。
フルゴル ヨツンヘイム 外伝:「氷雪の女王」に登場。ヨツンヘイムを守る3つの守護者の1番手。霧怪。生命ある霧としてヨツンヘイムに分け入る者を取り囲み精神攻撃によりその行く手を阻む。こいつに取り巻かれると、なんとなく先に行く気力が失せ、しかも樹海に迷い込んだように、辺りの様子がわからなくなり一時的な方向音痴状態となる。 
グインは、火を燃やすことで、この霧怪を退散させることに成功した。(もっとも、とどめは刺していない)
ガルム ヨツンヘイム 外伝:「氷雪の女王」に登場。ヨツンヘイムを守る3つの守護者の2番手。この後、アリストートスが登場し、しばしば、「ガルム」と形容されることになるが、この時現れたガルムは、グインでさえ歯が立たない、3つ首を持つ番犬として登場する。顔の不細工さがアリストートスに共通するようだが、とにかく、とんでもない強さである。 
グインは、初めから戦うのを諦め、マリウスの歌とキタラで眠らせるという方法により第2の難関を突破する。ヴァレリウスがいればラリホーの呪文でも唱えたかもしれない。
クロウラー ヨツンヘイム 外伝:「氷雪の女王」に登場。ヨツンヘイムを守る3つの守護者の3番手。大きな妖しい蛆虫..大妖蛆で、内臓が透けて見えるぬめぬめとした厭らしい体である。なめくじや蛆虫の嫌いなイシュトヴァーンなどは、触れることさえできなかっただろうと思われるが、剣を失ったグインは、この怪物と格闘するのだが、グレイ・エイプの時と同様、素手では苦戦を強いられた。しかし、この時もグレイ・エイプの時と同様に黒小人から剣を得て、斬り殺すことに成功する。