失恋ラプソディー | くも膜下出血と脳動脈瘤の体験記

くも膜下出血と脳動脈瘤の体験記

36歳でくも膜下出血と脳動脈瘤を体験した記録です。
発症時の様子、手術時の実況中継、術後の経過、術後仕事の様子、かかるお金のこと、脳卒中全般の簡単な知識、三途の川を渡った後の世界観まで…全て包み隠さずお伝えします(笑)


私は26歳の10月8日
一切の俗事・俗世間から縁をきり
修行の道に入ったわけですが・・・
(ん?どこからか失笑の声が聞こえるゾ・・・)

冬に入ると期間限定でとたんに豹変します。
「昼顔」ならぬ「冬顔」の世界です。(←見たことないけどね(笑))
本命のみならずセカンド、そしてサード・・・
彼らに抱かれるためなら、
どんな犠牲を払っても、どんなに二日酔いだろうと
何もかもかなぐり捨てて逢瀬を重ねます。

この彼はなんともいえない恍惚感を与えてくれるの。
こっちの彼は肌がさらっさらで最高なの。
しかも彼の作るポテトフライは最高。
どちらの彼も、私を迎えるために全力で準備をしていてくれるの。
どんなグッドルッキングガイも真っ青だわ(笑)
私をこんなに夢中にさせるなんて・・・。

多くの「彼」は、のきなみ12月中旬から営業開始しております。

・・・あーあ、今年はいけないなぁ。

衝撃の検査結果が発表された次の日は、
本命の彼の営業開始日でした。

なんだか心がもやもやするから、
一人で車をかっ飛ばして、
ああ、会いにいってみようかな。
未練がましく、一人で彼のふもとまでいく私・・・(笑)。

今年は去年にも増して
誰にも邪魔されず
濃密な関係を築こうと思っていたのに・・・

いつになったらまた会いにいけるかな。
会いたい、会いたくてたまらないです・・・

・・・ぼやっとしていたら
おっと、カツオ(息子)がスイミングからかえってくる時間だ!
急げ~



写真の左側に彼は写っている・・・
予定だったのですが、やっぱりへたくそでうまくとれませんでした。
(春子谷地より)


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