不要な美術品と必要な美術品ってあるの?
それとも、美術品が不要、ってこと?
仕分け第2弾。
TVでの蓮舫の発言と、刷新会議の結果に、
またもや疑問と怒りが湧く。
独立行政法人の室内にある美術品の指摘。
(円山応挙だったか、だれだったか…)
『あの贅沢品はなんなんですか?』と言う。
担当者は、
『先代の時からありましたから、我々はわからない…』 とぼかす。
…あってもいいじゃないか。堂々と。
国・公的機関が文化を残せなくてどうする?
ちょっと訪れるかもしれない外国人に、
国をあげて『我国は凄いものありますよ』、
『文化を大事にしてますよ』と、
主張できなくてどうする。
将軍・大名・武士・皇室・公家・財閥etc
これらが文化芸術を支えてきたではないか?
企業は既に雇われ社長で、
会社のお金でコレクションや文化支援が難しい。
“公”が日本の文化・技術、
ゆとりの部分を保てなくてどうするんだろう?
昨日の5000円チケットではないけれど、
どうにかなるから、あっさり買える、
買わなければいけないものがある。
高級料理店のシェフも、食材も、
技術も、音楽も、舞台も、美術も、
わからない民には、説明しなくてもいいのだよ。
(まぁ、偏った贔屓・癒着があっては×だけど)
ゴルフやオネ-チャン付接待と男の見栄のタクシー代と
一緒にしてはいけなかったのだよ。
↓ WEBで検索。
労働者健康福祉機構、
ここに美術品の換価と返納を求める記述があった。
きっと、他も同じ様に指摘されるんだろう。
『不要な美術品・備品は換価の上、国庫返納すべき。』
▼事業仕分け詳細と結果速報 - 2010年04月23日
http://www.shiwake.go.jp/shiwake/detail/2010-04-23.html
▼労働者健康福祉機構(1) (厚生労働省)
http://www.shiwake.go.jp/data/shiwake/result/B-4.pdf
行政刷新会議
http://www.shiwake.go.jp/index.html
26日には、
国立美術館、国立文化財機構も“仕分け”作業が入る。
…とにかく、
売却はやめてほしい。
今売ったって高くなんないし、
海外流出などあれば、
国として恥ずかしい。
脳みそも財産もすっからかんな国になるよ。
ちなみに…
美術学生の卒制やコンクール展の作品など、
機関で選び買い上げて公共施設に飾られる事もある。
私も、以前そのお金で上京し勉強できることになった。
現代日本における美術文化に対する投資イメージは
“贅沢”であっても、そのお金は1銭たりとも、
無駄にならずに芸術家や職人の支援になっている。
他の先進国では公はもちろん一般にも浸透している。
“仕分け”自体には反対ではないけれど、
一般市民の方にも、これらは理解してもらいたい。
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