カゴハラです
先日、大阪に行って来ました。
と、言うのも当店で取り扱っている商品
のご招待で「IKKO」さんの講演会に参加する為です
で、のんびり行こうと、朝9:06岐阜発の鈍行列車に乗り
11:40頃大阪駅到着しました。これまでは予定通りです。
と、言うのも、もう一つの目的「久兵衛」 さんで寿司ランチに行こう!
と、決めていたからです
しかし、さすがに一流店。敷居がレッドソックスの本拠地の外野フェンス
通称『グリーンモンスター』のように感じられます。
しかも、「帝国ホテル大阪」の中に構えてるとなると、その名の響きにたじろぎます。
しかし、そーゆー店を知ることも大事な勉強です。
意を決して電話で予約を取りました。そびえ立っているホテルのロビーを抜け
エレベーターにて24階を目指します。
いざ入口まで来ると、笑顔の可愛い仲居さんに導かれ、15席ほどあるカウンターへ
歩を進めます。
時間が早いせいか、他にお客さんはいません。私、たった一人です。
(その後、続々とお客さんがみえましたが・・・)
カウンターの隅のほうに座らせて頂こうかなぁと、思いきや笑顔の可愛い仲居さん
「コチラにどうぞ」と、ど真ん中に案内「えっ・・・・」と、思いつつ着席し、見上げると、
丸坊主を通り越したような、短髪のおっちゃん2人と、中堅クラスの兄ちゃん一人
カウンターに手をついたまま「えいらっしゃい」と凄みを感じさせるごあいさつ。
おっちゃん2人共笑ってないし・・・
ハイ、胃がキリッときました。で、とりあえずお酒を頼み、早速握ってもらう事に・・・
どうやら中堅クラスが握ってくれるみたいです。
最初に出てきた握りを持った瞬間。恥ずかしながらちょっと手がプルプルしてました。
・・・なぜか?
それは、おっちゃんがジッと隣りで、中堅クラスの監視をしてるからです(多分)
で、口に運ぶその瞬間。シャリが半分落ちてしまいました・・・![]()
「ちょっとやわらかすぎましたか?」と、中堅
「いえ大丈夫です」と、私。
間が持ちません。黙々とした時間です。
私のリズムを見計らう中堅。それを隣りで監視するおっちゃん。酒で間を取る私
微妙な三角関係です。
このパターンはヤバいです。一気に酔ってしまうパターンです。
気が付けば、約2合入ったお酒も2本目突入です。
こりゃアカンと、思い一言、二言。中堅にしゃべりかけてみました。
すると、いつしか中堅と話しが弾み、あれやこれやと楽しい時間を送れました。
中でも、アナゴ、煮ハマグリ、中トロのづけが美味しかったッス。
で、久兵衛さんを後にし、いよいよ生IKKOさんの許へ向かいました。
今回はおちゃらけ一切なしのえ~話でした。
中でも「ダメになって落ちてもイイじゃない。また這い上がればいいんだから」
なんて言葉サラっと言うのがスゴイ。
色んなコトを経験している人は言葉の重みが違います
まだまだ私は甘ちゃんやな・・と、再確認・・・
で、今回。久兵衛さん&IKKOさんを通して学んだこと
「安売りはアカン」
値段が値段です。決して変なモノは出せません。しっかりしたモノを提供する。
と、いう準備をして、おもてなしをしなければ店に傷がつきます。
お店側の緊張感はそーゆー所から漂うのかもしれません
IKKOさんにしても、我々に熱のこもった熱い話をして頂き、
想いがすごく伝わってきました。
安い店に行くとキンチョーなんてじぇんじぇんありません。味も「ま、こんなもんやろ」
で、終わってしまいます。提供する側にもそんな空気が流れます。いちいちクレーム
も言いません。
それだと、そんな自分にしかなれない気がします。
なので、緊張感のある空間に行くことで今の自分が見えてきます。
周りのお客さんをみても勉強になり、もっと頑張らなアカンって刺激を貰えます
今回企画して下さった「アルマダスタイル」三浦さん。本当にありがとうございました。