今朝、訃報が飛び込んできました。日記やツイッターで再三叫んでいるアンソロ。今作っているのは2作目と3作目ですが、1作目の読者であったお爺さま。

詳細は割愛しますが、1作目を読んで感動の涙を流され、その本を大事に大事に仕舞い込んで下さったと聞いています。その話を聞いた時は私も泣きました。

その方の余命があまり長くないようだと連絡があり、10日に岩手までお見舞に行ってきました。岩手で新作制作の打ち合わせがあったので、その帰りに病院に寄ったのですが、お話しするのも大変そうな状態で・・・。

でも「8月に新作が出来たらまた持ってくるからね!」と声をかけると、朦朧とした意識の中にも関わらず、点滴のささった手を差し出してくれ、余命幾ばくとは思えない力で握手をしてくれました。

あの力強さと温かさは忘れません。必ず本は完成させて、持って行きます。


お爺さまのご冥福を心よりお祈りします。

天国でお婆さまとアンソロの完成を待っていてくださーい!!!!