【ちょびっと覚えて、たくさん笑える、パソコン教室】
帯広の隣、芽室町のちょびパソ山口幸子です(#^^#)

ブログにご訪問いただきありがとうございます♪


さて、ここで真面目なお話をば(長文です)


パソコンサークル講師として呼ばれて11年になったりする私です。
一番長い方達で11年お付き合いがあります。

卒業した方もいらっしゃいます。
また、途中で「違う」と思って去って行った方もいます。
でも、関わってくださった方は、数十人以上になります。

今、北海道・十勝の芽室町でパソコンサークルは
私のところでは団体3つで30人以上。

違う団体さんでも、人数がそれ相応に集まっていらっしゃいます。
なので、芽室町はパソコンを学ぶことに
関わりたいと思っていらっしゃる方が、
たった2万弱の町村に数十人いらっしゃるということです。

ただ、その人数の結果にわかっていない方もいらっしゃいます。

●10年も何を勉強するの?
●パソコンで何をしたいの?
●もう年なのに、まだ勉強するの?
●パソコンで仕事しないのに、何を習うの?
●何年もパソコンサークルやってるなら、何でもできるんじゃないの?
●サークル行って、こんなこともわからないの?


そんな、たくさんのお言葉を周りから頂いておりましたが
やっとこ、最近は聞かなくなってきました。
時代が、そうなってきたのかもしれません。

当たり前に使える方には分からないでしょうね。
出来ないくやしさ、忘れてしまう悲しさ。

勉強を一度だけしたら覚えてしまう方達にもきっとわからないでしょう。

だからこその、「少しの学びの時間」なんです


人は年齢を重ね、老いていくものです。
ただ、その年齢にならないと分からない、くやしさとかがあります。
若いときにはできたはずなのにね。

サークルを運営しながら、そんな場面をたくさん見てきました。

だから、サークルは以下の事を基準に置いています。

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●忘れることを笑おう
●知ることを楽しもう
●いつまでも学ぼう
いつまでも笑える仲間づくりを大切にしています
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運営は、私ではなく、世話役の方がすべて会計をします。
私は金銭の事は全く把握していません。

ただ、私からのお願いとして、
「1年終わって会費が余ったら、会員にすべて返金すること」をお願いしています。
年度ごとで繰越金なし。

またやりたかったら入ればいい。
そうじゃなかったら、また今度でも大丈夫。
あとくされのない方法です。

家族の介護・家族との悲しい別れ・家族が増えた喜びなど
いろいろな事情がある年代の方達です。

一番優先すべきは、ご本人が決めることであって
誰がきめることでもありません。

そんな場所、十勝にもっとあればいいのに。
そう思って、少しずつ活動しています。

「知る喜び」「解決するときのすっきり感」「できなかったことができるようになった時の達成感」
これは、年代問わずに喜びとなります。

物を作るのが好きな人はそれを
人とお話をするのが好きな人はそれを
パソコン操作をするのが好きな人はそれを。



サークル会員さんたちは、講師の私がいないところでの学びも
パソコンサロンとして、自主的に活動しています。
もちろん、大きな輪ではありませんし
内々の活動です。

ただ、その活動が、この小さな芽室町という町にあることを
私は知っていただきたいと思っています。