松下誠の投資家を元気にするブログ

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今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

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おはようございます、松下です。


私はこれまでトレードについて、
待つことの大切さや、
移動平均線によるトレンド認識について、
度々解説してきました。


しかし、

「移動平均線の上昇を待つ」

という言い方をしたことはありません。


移動平均線はトレンドを認識する
ためのテクニカル指標で、
端的に言えば、その線の向きが
トレンドの方向を示します。


このことから、
移動平均線が下を向いている時間帯は、
買いで利益を上げることは難しいことになります。


買いで利益を上げるためには、
移動平均線の上昇を待つ必要があるのです。


あなたはどんな移動平均線を、
自分が捉えようとする値動きの
指標としているでしょうか。


その移動平均線が下を向いていれば、
それは買いの環境ではありません。


移動平均線の上昇を待ちましょう。


単純な視点ですが、
大きくトレードが変わります。

おはようございます、松下です。


今日はぜひ想像力を使って、
想像してみましょう。


それはもしローソク足の
声を聞くことができたら・・・


これには一つの前提が必要です、
買いの場合なのか、
売りの場合なのか。


多くの投資家は、
買いで利益を上げようとしますので、
今日は買いの場合を設定します。


陽線が出れば、
利益が拡大しますので、
喜びの声が聞こえてきます。


陰線が出れば、
損をしますので、
悲しみの声が聞こえてきます。


決算の上方修正など好材料が出て、
ストップ高にでもなれば有頂天で
歌でも歌い、踊りだす勢いです。


逆に悪材料や世界的なショックで、
暴落になれば絶叫ものです。


さて目の前のチャートを見てください。


ローソク足の声は、
いつ穏やかな日々を迎えるでしょうか。


穏やかな日々が巡ってくることはありません。


毎日悲喜こもごもに、
様々な声を発します。


これがそのまま市場の投資家の声であり、
感情の揺れです。


市場に資金を投じたその瞬間から、
感情のジェットコースターが始まります。


これは市場から資金を全額引き上げる
その日まで続くジェットコースターです。


そのことを本当に理解した上で、
絶叫系のジェットコースターに
乗るのかどうか考えてください。


絶叫の毎日が待っています。

おはようございます、松下です。


投資に限らず、
私たちの日々の暮らしの中で、
大きく明暗を分けるのは、視点・視線です。


つまりいつもどこを見ているか、
によって人生は大きく変わります。


市場を例に上げると、
目先の細かい値動きに目を奪われると、
大きな流れ(トレンド)が見えなくなり、
無駄な売買を繰り返し、
資金と精神を消耗させます。


後から振り返ってみると、
単なる一方向の上昇が起こっただけなのに、
その上昇の中で、無理に買ったり売ったり
することはしょっちゅうです。


これは典型的な
誤った視線の持ち方です。


マジシャンや詐欺師は、
意図的に相手の視線を他へ向け、
大切なものを見ないように仕向けます。


視線を誘導した時点で、
何も見えなくなりますので、
やりたい放題です。


「何を見ているか」

というのは非常に大切なのです。


さてここで考えてみましょう。


あなたは今何を見ているのか?


あなたは毎日何を見ているのか?


その視点や視線の繰り返しが、
今のあなたの現実を作っています。


ぜひ考えてみてください。