【翻訳】台湾ニュースメディア記事掲載 | CyberZ広報担当のブログ

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皆様こんにちは

弊社では、US・アジアを中心に、全世界でサービス展開していますが、
本日、台湾のニュースメディアに、弊社代表山内のインタビューが掲載されましたので、
こちらで日本語訳を紹介させていただきます!

記事原文はこちらです
APPSHOT  http://www.appshot.net/op/news?nid=2953

APPSHOT_台湾



Q1、現在日本におけるスマホ広告方法についてお伺いしたいですが、主流になっているものがあるでしょうか。もしあればご教示頂ければと思います。

弊社代表山内(以下山内):
日本のゲームクライアントにおける広告手法は、主にアドネットワークとリワード広告の運用によって、継続率やROAS(広告費用対効果)を加味した広告運用が主流となっています。また、ターゲティング手法が豊富なFacebookやTwitter広告を同時に実施する手法もトレンドです。


具体的な手法は、iOSとAndroidでそれぞれ異なります。iOSでは、リリース当初にアプリのインストール数を短期間で伸ばすブーストプロモーションを約2~3日間で行います。一方、Androidの場合は、GooglePlay内のランキング「Top new free」へのランクインが狙えるリリース後30日間で、リワード広告を実施するケースが主流です。その後、両OSともに、アドネットワークやインセンティブを付与しないCPI広告を利用して、ゲームごとの目標DAUに合わせたダウンロード数を設定して広告運用を行っていきます。


Q2、Q1に引き続き、今御社では何かスマホ広告ソリューションがございますでしょうか。もしあれば、その特徴を教えてください。

(山内)
最近では、弊社が計測した実績によると、アプリリリース前にゲーム内で利用できる有料アイテムや限定アイテムを無料で入手したユーザーは、リリース後の継続率が高いという傾向が確認できています。このため、継続率の高い新規ユーザーを集めることを目的とした、アプリの事前登録サービスやプッシュ通知の解析サービスなどを開発し提供しています。


Q3、「Force Operation X」というソリューションツールにつきまして、台湾のユーザーに簡単に説明いただけますでしょうか。

(山内)
「Force Operation X」は、スマートフォン広告に特化した効果測定ツールです。Facebook社のモバイル広告「Mobile App Install Ads」をはじめ、全世界で170社以上のメディアと連携しており、日本におけるスマートフォン広告向けソリューションツールとして最大級の連携数を誇っております。韓国大手アドネットワーク「Ad@m」や、中国大手のアドネットワーク「domob」などとも連携済みです。これにより、「F.O.X」のSDKを1つ導入していただくだけで、全世界のスマートフォンメディアを対象としたプロモーションをスムーズに実施可能になることが最大の強みとなっています。ワンSDKでユーザーのインストール数を計測できるのはもちろん、アプリのマネタイズにおいて重要な指標になる継続率など、流入経路別のアクセス解析機能を提供しています。また、不正ユーザーを防ぐ重複排除の徹底しており、精度の高い効果測定を実現しております。


Q4、Android向けのリワード広告「LINEフリーコイン」についてですが、その運用方法として台湾の一般利用者と広告主向けにそれぞれご説明いただけますでしょうか。

(山内)
一般ユーザーは、まず「LINE」をマーケットからインストールすることで、本サービスを利用することができます。インストール後、メインメニュー内にある「LINE フリーコイン」内に掲載されているアプリをインストールして起動・利用すると、LINE内で提供されている有料スタンプの購入に利用できる仮想通貨「LINEコイン」が入手できます。複数インストールすると自動で仮想通貨がチャージされる仕組みです。

広告主には、アプリを「LINE フリーコイン」内に掲載することで圧倒的なインストール数を実現でき、瞬発力のあるプロモーションが可能になる点が支持されています。日本では、1日で10万DL以上の配信が可能なため、翌日~2日後にはランキング上位へランクインするケースもあります。ほかのリワード広告と配信面が重複することがないので、同時に実施できる点がメリットです。したがって、配信時間など広告主のアプリによって細かくプランニングする必要がありますが、結果的に圧倒的なインストール数を実現し、「人気の新着」や「人気の無料」いずれもランキング上位にヒットすることも可能になります。このように2つのランキングからの流入があるので、自然流入数を最大化することが期待できます。


Q5、今回「LINEフリーコイン」サービスはAndroid向けですが、iOS向けのサービスについて
対策などございますか。

(山内)
iOSで「LINE」や「LINE フリーコイン」を利用した広告手法はまだございません。iOSの広告手法については前述のとおりですが、リリース当初のプロモーションは、時間単位で大量のダウンロード数が必要になるため、豊富なメディアを利用して、ダウンロードスピードを速めることがポイントです。


Q6、台湾のスマホ広告市場に参入したい業主もしくはスマホ広告を利用したい広告主に対して、何かアドバイスがあれば教えてください。

(山内)
台湾のデベロッパー始め、海外の企業が日本進出する際は、細かなカルチャライズおよびローカライズ、開発運用体制が、成功する上で重要です。アプリの説明文やアプリ内のチュートリアル説明においても、違和感のない自然な日本語でないとユーザーはすぐ離れてしまいます。言語ローカライズがうまくいっていないゲーム会社は多数あります。また、リリース後の細かなKPIのモニタリングやユーザーサポート対応、それによるゲーム内の改善などスピーディに行うための体制も非常に重要です。現在日本のTOPセールス上位のゲームは、これらがすべて実施できています。


Q7、台湾を含む今回アジア進出についていかがお考えでしょうか。この業界の今後の展望を含め、教えてください。

(山内)
現在、アジア企業の日本進出ニーズが非常に高まってきています。2014年はさらにアジア企業の日本進出が盛んになる見込みです。このような中、CyberZは単純な広告プロモーションの実施のみならず、ゲーム内のイベントやマーケットにおけるアプリ詳細ぺージのディスクリプションやスクリーンショット、アイコンについても弊社のノウハウを生かしてコンサルティングするケースが多くなっています。

海外のアプリが、競合ひしめく日本のマーケットで成功させることは非常に難易度が高いですが、弊社は単純な広告代理店としての取り組みのみならず、国内外のゲームデベロッパーやメディアと柔軟なパートナーシップを築くことで、多くの外国企業が日本マーケットでも成功し、それをきっかけに、さらに日本のスマホ市場を盛り上げていくことが弊社の狙いです。




以上になります!
海外展開、今後も注力してまいります