ザ・シンフォニーホール
太田弦 指揮日本センチュリー交響楽団
ブルッフ
「スコットランド幻想曲」
前田妃奈(ヴァイオリン)
山地梨保(ハープ)
ウォルトン
「交響曲第1番」
ブルッフ「スコットランド幻想曲」は前田妃奈のヴァイオリン・ソロの音が細く感じたのとやや一本調子のおとなしめな演奏だったのが気になりましたが、バックのハープとオーケストラは大変美しくて楽しめました。
ウォルトン「交響曲第1番」はリズムがキチキチしているのが印象に残りました。太田氏の指揮は尾高さんに似ているなあと思います。が昨年聴いた尾高氏と大阪フィルのこの曲の演奏はさらにテンポを揺らしたり「溜め」を駆使してダイナミックな音楽だったのですが、そういうこともなく、とにかくビシッとテンポに関してきっちり演奏するんだという雰囲気を感じました。