福島は11月だけで1399Bq/㎡の放射能が降った!大気圏核実験時代は年間1924Bq/㎡ | いわき市民のブログ I am An Iwaki Citizen.

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福島は今年の11月だけで1399ベクレル/㎡の放射能が降った!大気圏核実験時代は年間1924ベクレル!千葉県3.5ベクレル/㎡、群馬県6.3ベクレル/㎡など!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1469.html


2013年12月27日に政府が測定している月間の放射能観測データが公開されました。これによると、今年の11月は福島県で1399ベクレル/㎡の放射能が降ったとの事です。これは大気圏核実験時代に降った放射能の量に匹敵する数値で、今も異常事態が福島で継続していることを示しています。

ちなみに、大気圏核実験時代の放射能は気象研究所の観測によれば、セシウム137の降下量はピークだった1963年6月(1ヶ月間)で550ベクレル/㎡、1963年(1年間)では1,924ベクレル/㎡を記録しました。一年間で1924ベクレルなので、福島の一ヶ月で1399ベクレルという値は、核実験を何百回もしていた時代よりも大量の放射能が降り注いでいるということになります。

また、首都圏各地の測定データも載っていますが、いずれもやや高い数値を観測。東京で1.87ベクレル/㎡、千葉県で3.5ベクレル/㎡、群馬県で6.3ベクレル/㎡、茨城県3.8ベクレル/㎡、神奈川県1.31ベクレル/㎡となっています。流石に福島よりは劣りますが、それでも油断が出来ない数値です。
東電は「福島原発から毎時1000万ベクレルの放射能が放出されている」と発表しているので、今後も福島第一原発を完全に封じ込めない限りは、放射能の大量降下が続くことになるでしょう。

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