【根拠】 福島の子供が甲状腺癌となった原因はやはり「原発事故」である | いわき市民のブログ I am An Iwaki Citizen.

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ベルトルト・ビレヒト: ガリレイの生涯、第13幕

はなゆー * 1,718 like thisJuly 13 at 4:31am * ..【医学的根拠】福島の子供12人が甲状腺癌となった原因はやはり「原発事故」である可能性が高い
https://www.facebook.com/hanayuu999/posts/446955342070556

被曝由来の小児甲状腺癌には臨床的に有意な特徴が2点あります。

これは、チェルノブイリ(被曝群)と、イタリア・フランス(自然発症群)を比較した以下論文で記述されています
(ミンスク国立医科大学デミデック教授)。

(注:PDF)
http://cdn.intechopen.com/pdfs/33333/InTech-Papillary_thyroid_cancer_in_childhood_and_adolescence_with_specific_consideration_of_patients_after_radiation_exposure.pdf

① 被曝由来の小児甲状腺癌では、被曝なしのそれよりも、男子の性比率が有意に高い(男女比率はベラルーシで1対1.6、伊・仏では1対2.5)。つまり、被曝影響は男女に対して平等に作用するため、チェルノブイリでは男性比率が高くなっている。

② 伊・仏では甲状腺濾胞癌の比率が高く(15.2%)、乳頭がんの比率が低い。ベラルーシでは圧倒的に乳頭がんが多く(95%)、濾胞癌はほとんど発症例がない。この病理学的相違は、放射線被ばくに伴うDNA二重螺旋の切断が生み出す結果で、乳頭がんに特徴的なものである(濾胞癌にはこのメカニズムは働いていない)。

被曝由来の甲状腺癌は、「乳頭がん比率が高い」とされています。




今回の福島の結果は、

悪性および悪性疑い59例、手術27例(良性結節1例、乳頭がん26例)
男性:女性 25例:34例

平均年齢16.8歳+-2.6歳 (8-21歳、震災当時14.8+-2.6歳 6-18歳)
平均腫瘍径 14.9+-8.3mm(5.2-40.5mm)

したがって、

自然発生の場合の男女比 1対3人(平均15才)に対して、福島の男女比は 1対1.36(平均16.8±2.6才)

また、【被曝なし集団の乳頭がん比率】
日本(3.11前)=87%
仏・伊=84.8%
延世大学=84.7%
に対して、福島の乳頭がん比率は100%(良性結節を含めても96%)

福島では、男女比だけでなく、乳頭がん比率も「異常」な値です。
これから「被曝とは無関係」と断定する根拠はゼロです。
おかしなことばかりです。

「元からある自然発生の癌を拾っている」なら、こんなズレは生まれません。

はっきり言いましょう。
福島の小児甲状腺癌は、原発事故によって生まれたものとしか思えません。