【無防備原発】福島原発は潮位計が壊れたままで、今も津波の測定が出来ない!津波対策は土嚢 | いわき市民のブログ I am An Iwaki Citizen.

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【無防備原発】福島原発は潮位計が壊れたままで、今も津波の測定が出来ない!津波対策は土嚢を重ねた防潮堤(笑)のみ! new!!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1107.html

*仮設堤防建設時の画像(原子力災害対策本部)
10月26日の午前2時にマグニチュード7.1の強い地震が発生し、40センチから60センチの津波が観測されましたが、東電によると福島原発に設置されている潮位計は壊れたままで、正確な測定が出来ていなかったとのことです。東日本大震災から2年半も時間が経過したのに、「潮位計が壊れたまま」って・・・。流石の私も唖然としてしまいましたよ(苦笑)。

潮位計の整備すらもしていないとは、ちょっと予想外です。それに、福島第一原発の堤防に関しても、東電は改善しようとする気配を見ていません。福島第一原発に設置されている堤防は東日本大震災で壊れてしまい、今も仮設の物を使用しています。

しかも、この仮設堤防はコンクリートや鋼鉄製ではなく、ただの土嚢を積み重ねたような物です。東電が発表している「福島第一・福島第二原子力発電所におけるアウターライズ津波対策」という資料に福島第一原発の津波対策情報が書かれていますが、東電は次のアウターライズ大地震が発生する可能性を懸念しているのに、津波対策は仮説の土嚢堤防だけ。潮位計も壊れたままですし、あまりにも酷すぎると言えるでしょう。

仮設堤防が設置されている場所も福島第一原発の一部だけで、福島第一原発を覆うようには設置されていません。津波は海全体が一斉に襲い掛かってくるわけで、数カ所に堤防を設置しても無意味に等しいです。本気で対策をするのならば、福島第一原発の海側を覆い尽くすように鉄筋コンクリート製の堤防を作るべきです。

もちろん、費用は数百億円になるでしょうが、津波で全ての作業が崩壊する事を考えると、この程度のお金は安いほうだと思います。まあ、東電の連中は今も正社員にボーナスを支給しているくらいなので、百億程度は直ぐに捻出することが出来るでしょう。

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