福島原発賠償額は2兆5千億超え-あと300日で枯渇する-
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東京電力の発表によると福島原発事故賠償の支払い額が25,549億円に達し(1)、2兆5千億の大台を超えました。福島のマスコミによると残りの資金は1兆2千億円です(2)。これまでの経緯を集計すると1日40億円のペースで賠償額が増えていますので、あと300日で資金が枯渇します。
福島第一原発事故の補償金は、東京電力は直接には1円も負担しません。必要な資金は全国の電力会社(沖縄電力を除く)がお金を出して作った「原子力損害賠償支援機構」が、東京電力に支給しる仕組みになています(3)(4)。だからいつかは全国の電力会社が支払ますので、最終的には電気代に上乗せされる仕組みです。
※(4)より引用
図―1 福島第一原発賠償資金の流れ
原子力損害芭蕉支援機構が沖縄を除く電力会社からお金を集め、東京電力に支給しそのお金で東京電力が賠償を支払います。ただ急に必要なお金を全国の電力会社から集めると大変な負担になるにで、原子力場使用支援機構は国から5兆円の国債を貰い、これをお金に換えて賠償資金に充てています。ただし満期はた国債をお金に換えるtきに使われるのは「税金」でなく全国の電力会社から集めたお金です(3)。
以下にこれまでの東京電力の賠償支払い額(累積)と原子力損害芭蕉支援機構の支給金額の推移を示します。
※東京電力の発表(1)(過去を含む)を元に作成
図―2 東京電力の賠償支払い額と原子力賠償支援機構の支給額の推移
直線的に増えています。(=^・^=)なりに計算したら
1日40億円のペース
です。
図ー3 賠償金額の分析結果
国債5兆円のうち1兆は東京電力に出資しています。賠償は2兆5千円ですが、原子力賠償支援機構は東京電力に2兆8千億を支払っています(3)ので、合計で3兆8千億円で残りは1兆2千ですので300日後に今のままではショートします。
<余談>
300日後に3つの選択はあると思います。
①当初の資金がなくったので福島賠償を中止する。
②5兆円の枠を拡大する。これすると大幅な電気料金の値上げが・・
③税金で補償を続ける。国の財政事情は?
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事-
(1)賠償金のお支払い状況|東京電力
(2)【東電の賠償支援】国は責任を果たせ(7月8日) | 県内ニュース | 福島民報
(3)原子力損害賠償支援機構 - Wikipedia
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島原発補償は2兆4千億を超えた-これからも増え続け、いつかは(=^・^=)の電気代に上載せ