高速道路のETC(自動料金収受システム)車載器に車種を偽って登録し、通行料金をだまし取ったとして、千葉県警交通捜査課などは8日までに、詐欺容疑で、観光バス会社社長岩瀬幸一容疑者(62)=同県長生村岩沼=と役員田村美代子容疑者(50)=同県旭市倉橋=を逮捕、送検した。
 同課によると、ETCの車種登録を偽った詐欺事件の摘発は全国初。両容疑者は「登録したのは自分ではないので分からない」などと、容疑を否認しているという。
 逮捕容疑によると、2人はETC車載器の車種区分で、「特大車」とすべき大型観光バスについて「大型車」と偽って登録。昨年10月24~25日、ETCレーンを12回通過して差額の計約1万2000円の支払いを免れた疑い。
 同課によると、同社は所有する大型観光バス15台すべてを「大型車」と偽って登録。昨年12月までに約500万円の通行料を免れたとみられる。うち6台は車検や保険の期間が切れた状態で運行しており、同課は道路運送車両法違反(無車検運行)などの疑いでも調べている。 

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