ヤマハ TX750 2気筒 | ナナハンという昭和のBigバイク

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昭和のBIGバイク薀蓄シリーズ4発目はヤマハTX750です。

ホンダを始め3メーカーの後塵を拝したヤマハは、ナナハンというBIGバイク市場に送り出したのは、4サイクル並列2気筒のTX750でした。

CB750と同年に発売した650ccのXS1の発展版と思うかも知れませんが、実は全く関連性の無い新設計エンジンです。

ヤマハはシンプルでコンパクトなコンセプトのナナハンと謳っていましたが、何と車重は230kgも有りGTよりは確かに一回り小さかったですが2気筒の割りには重かった。

また2サイクル350ccのRXと同じ感じのスタイルもBIGバイクらしさに掛け、エンジントラブルの多さもあってイマイチ人気が有りませんでした。

イイジジイライダー(^o^;) もといe-爺ライダーの街でも乗っている人は、発売当初からあまり居ませんでした。(・・;)

後にメカニックとなってから何台か触ったことが有りますが、オイル漏れとかのトラブルが結構続出し余り良い印象が有りません。(^^ゞ

確か2型で終わった短命モデルだった様に記憶しています。

 TX750仕様     (1972年8月発売時)

    エンジン:   空冷4サイクル並列2気筒OHC

    排気量:    743cc

    性能

    最大出力:   63ps/6500rpm

        最大トルク:   7.0kg-m/6000rpm

        燃費:       26Km/L(?Km/h)

        変速機:      5段

        タイヤサイズ: 3.50-19(前)/4.00-18(後)

        乾燥重量:   230kg(装備)

       タンク容量:   19L

       最高速           195Km/h

       ゼロヨン         13.6秒

       価格              38.5万円


軽量、シンプル、軽快なナナハンのコンセプトと違い、車重が乾燥で230kgは重かった。(^^ゞ