5.第2食目 「スーパーカップ・大盛り いか焼そば」
穴村:さぁ、2食目にしてカップやきそば界の重鎮が登場です!
猫下:カップやきそばに大盛りを導入した、まさに先駆け的な存在ですね。
穴村:エースコックの「スーパーカップ・大盛り いか焼そば」です!
穴村:さっそくですが猫下さん、どういった特徴が挙げられますでしょうか?
猫下:そうですね。
まずはソースですが、魚介とポークエキスによる旨味にスパイシーさを足した味に仕上がっています。
穴村:麺はいかがですか?
猫下:特に太くもなく、細くもなく… という麺ですね。
役職に例えると係長といったところでしょうか。
ただし、コシはしっかりしています。
穴村:なるほど!
営業部で何年か揉まれた経験のある係長ですね!
猫下:もちろんメインの具であるイカ、そして添付されている“めちゃうま!スパイス”にも注目です。
穴村:さぁ、いよいよ開封です!
猫下:それにしても、なんでこの2人はコンクリの上に袋を並べるんですかね?
あきらかに衛生面を無視しているとしか思えません。
穴村:あ、猫下さん!
このピンクの小袋は…!
猫下:ええ。
これがパッケージにも書いてある“めちゃうま!スパイス”です。
穴村:ホントに“めちゃうま!”なんですか…?
猫下:めちゃうま!って書いてある以上、めちゃうま!なんですよ。
ちなみに私が以前食べた時はあまりめちゃうま!じゃなかったような気もしましたが…
きっと気のせいだったと思います。
穴村:この湯切り口はいかがですか?
猫下:日清の“ジェット湯切り”に負けず劣らずの湯切りスピードを実現しています。
穴村:個人的な話で恐縮ですが、私はオールドタイプの湯切り口に親しみを感じてしまう人間なんですよ…
猫下:ああ、“ツメあけ湯切り”ですね。
たしかにカップやきそばフリークの間では、あの“ツメあけ湯切り”にノスタルジーを感じる人間も少なくありません。
ただ、安全性・利便性を考えた場合、やはり最新技術に軍配が上がるのは否めないですね。
穴村:なるほど…
猫下:ちなみに私はあのツメが指の肉と爪の間にズボッと入って大変な事になった経験もあります。
穴村:想像するだけで痛そうですね。
猫下:食前にあるまじきスプラッタですよ。
穴村:おっと!
そうこうしているうちに完成した模様です!
あれ? 猫下さん、この写真で見るかぎり、イカがどこにも見当たらないのですが…
猫下:大切なのは「ここにイカが入ってる!」と自分自身に言い聞かせて食べる事です。
松茸のお吸い物にリアル松茸が入っていないのと同じです。
穴村:ああ、アレはアレで美味しいですもんね。
猫下:ちなみに私は子供の頃、カニかまぼこを本物のカニだと教えられて育ってきた人間です。
穴村:それは… ちょっと切ないですね。
猫下:かっぱ巻き以外の寿司がある事を知ったのは中学に上がってからでしたよ…
穴村:猫下さん…
猫下:我が家では魚肉ソーセージの事をシャウエッセンって呼んでたんですよ?
穴村:あの…
涙目にならなくても…
穴村:おーっと!
ぼーずまん選手、大盛りなのを良いことに、かなりの勢いで麺を胃袋に流し込んでいく!
先ほどの1食目で中途半端に食欲が出てきてしまった影響かー?
猫下: …。
穴村;あと20食ものカップやきそばが控えている事を考えれば、これは明らかにハイペース!
この展開、猫下さんはいかがお考えですか?
猫下: …。
穴村;あの… 猫下さん?
いいかげん、涙を拭いてください。
猫下:すいません…
そうですね…
これはハイペースです。
胃袋の余裕と烏龍茶の残量に注意が必要です。
穴村;さぁ、オカンティーノ選手も完食した模様です!
さっそくぼーずまん選手のコメントが届いております!
「どこにもイカがいなかったんだけど…」 との事です。
猫下;想像通りのコメントでしたね。
穴村:続いてはオカンティーノ選手のコメントです。
「いやー、美味しかった!」 …だそうです。
猫下:この人、さっきからコレしか言ってないような気がするんですが…
もっと具体的な…
なんて言うか、こう…
イカだって、小さいのがパラパラって入ってるワケですから…
穴村:オカンティーノ選手、満足そうな笑顔で汗を拭っております。
猫下:なんだか、これ以上この2人に何かを期待するのは間違っているような気がしてきました。
穴村;さぁ、残り20食!
これより登場する3食目は東南アジアからの招待選手です!
猫下:うーん…
とても嫌な予感がします…
To be continued …!
猫下:ひとまずコレ↓をクリックしてもらったら良いんじゃないですか?
(別ウィンドウが開きます)
初めての方は、こちら↓からご覧になると話の流れがわかります。
開会式直前
http://ameblo.jp/cupyakisoba/entry-10323679009.html
激闘の記録