えー、鯛白子への愛が強すぎて、白子だけにページを費やしてしまいましたが、他の一品一品も素晴らしかったので、やっぱり書き留めておきたい。
鯛は白子、刺身はもとより、真子も美味しいのです。
生姜でサッと煮た真子は、きめが細かくしっとりしていて、口に入れると やわらかにほぐれてゆきます。
これは冷蔵庫に少し残しておいて、翌朝のご飯に添えても美味しかっただろうなぁ。食意地に負けて完食してしまった。
赤貝はうさおさんが近所で立派な剝き身(4個で298円！)を見つけてきて、綺麗に処理して刺身にしてくれました。すごい肉厚でコリコリ甘い
もちろん貝紐も立派です。
ツマに切ってくれた胡瓜と茗荷が最高に合います。贅沢な紐キュウでお酒がすすむ…！
それから、派手さはないけれど、私はうさおさんの出してくれるそら豆が好きです。
まず、皮の剥き方が好き。
ぷっくりしたアタマの部分がクルリと剥かれていて、切れ目だけよりも食べやすいし、塩味の入り加減も良い。
ぷっくり部分の下のくびれにスプーンをめり込ませて、皮を上にクイッと引き上げると、お歯黒部分まで簡単に剥けるようです。
そして茹で加減。
茹で時間は、大きさや鮮度、剥き方によるそうですが、今回は１分弱と言っていたかな。
しっかりめの食感で、繊細で上品な味わい。
もっと軟らかく茹でて薄皮ごと食べるのも、アーティチョークのような風味でこれまた美味しいのよね。
鯛、赤貝、そら豆。
春爛漫のごはんでした。
ごちそうさまでした