外食の楽しみはお料理の美味しさだけではないと、しみじみと感じる今日この頃。
メニュー構成やサービスはもちろんの事、同席者、インテリアやテーブルの配置、周りのお客さんの雰囲気、そして自分の体調など、限られた空間で限られた時間を楽しむ外食は、実は諸々の要素が揃わないと成り立たない相当ハイレベルな遊びなのではないかと。
・・・と前置きが長くなりましたが・・・・
実は最近とっても楽しめるレストランを見つけてしまったのです。
フラメンコショーを観ながら、プレミアムなスパニッシュがいただける新宿伊勢丹会館
美味しくて充実しているフード&ドリンクメニュー、心が揺さぶられ目が釘付けになるフラメンコの舞台。
まるで海外にいるかのような楽しさが味わえます。
そしてできたての美味しいお料理をいただきながら、目の前で繰り広げられるパフォーマンスを堪能できる満足感は、なかなか味わえるものではありません。
この日のお料理はアラカルトでお願いしました。
世界一予約がとれないと言われたスペイン・カタルーニャの「エル・ブリ」出身の山田チカラ氏監修のメニューです。
「海老のアヒージョ」
大きなプリップリの海老がふんだんに使われた香高いアヒージョ。
薄~くスライスしたニンニクがタップリ入っていますが、オイルに風味をつける程度で、ニンニクが苦手な私でも、ペロリと平らげてしまいます。
「魚介と鶏肉のパエリア」
スペイン料理と言えば真っ先に思い浮かぶパエリア。
鶏肉と魚介の風味がバランスよく、お米はふっくらパリッと炊き上がっています。
レモンをかけてさっぱりと。
「国産短角牛ステーキ」
見事にレアに焼きあがっています。
岩塩とペッパーだけでも美味しいのですが、
・トマトとパプリカのピリ辛のブラバソース
・オランデーズにニンニクを加えたアイオリソース
・シェリーヴィネガーにエシャロットを加えた酸味のソース
でいただくと更に美味しさに深みがでてきます。
タンニンとコクを感じるレガリス・クリアンサをあわせました。
「クレマ カタラナ」
ヴァニラアイスクリームがのったクレマ カタラナ。
シッカリとした甘さを感じますがしつこくなく、ミカフェートのコーヒーと共に至極のデザートタイムです。
お料理の途中、19時半から始まるフラメンコショー。
1時間ほどのパフォーマンスの間はカメラはNGですが、フィナーレは撮影が可能です。
最もショーの間は舞台に見とれていて、写真を撮ることなんて考えていませんでした。
ガルロチでは3か月ごとにスペインから一流のアーティストを招聘しています。
1月17日までは、真ん中の男性ヘスス・カルモナ率いる「コンパニャ デ ヘスス・カルモナ」が来日しています。
ヘスス、赤い衣装のルシアはスペインバレエ団に所属していたこともあり、エレガントでキレのある踊りが印象的です。
煽情的な調べを奏でる生のギターと歌、板(タブラオ)に打ち付けられるリズム、全身をつかったパフォーマンス・・・思わず自分の身体もリズムを刻んでしまいます。
スペインでもタブラオを訪れたことがありますが、これほど大きな舞台は初めて。
このクオリティーのショーは本国スペインでもなかなかお目にかかれないそうです。
東京は世界のプレミアムが楽しめる街だと改めて実感。
今回はアラカルトとショーチャージでしたが、ショーチャージが含まれたお得なコースメニューもあります。
次回はクリスマスメニューで伺おうと思います。
住所: 新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F
電話: 03-5361-6125
TABLAO FLAMENCO GARLOCHI (レストラン(その他) / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
こちらでも美味しい情報を発信しています!
・Twitter:https://twitter.com/wakamido1629
・Instagram:https://www.instagram.com/yuki.kusama/
・食べログ:http://tabelog.com/rvwr/cuisine3137301/
人気ブログランキングへ 「ココビタ」掲載中のフードアナリスト西麻布女子の美・食・旅ブログ記事