Bucatini all'Amatriciana ブカティーニのアマトリチャーナ | 【 イタリア食材 ワイン 世田谷 】 Cucina Felice~幸せな台所

Bucatini all'Amatriciana ブカティーニのアマトリチャーナ

あっついですね~ena

3連休初日、当店にお買いものにいらした、おばあちゃまは

「焦げちゃうよ~」っていいながら、お店に入ってきました(笑)

ホント、そんな感じです。

連休、皆様は楽しめましたか?

夏らしい楽しみ方できたお休みだったのでは。


さて、久しぶりにレシピ。

この日は、

Basilium Aglianico del vulture ACHERUN 2005の

抜栓3日目の感じを確認する為、このワインを若干飲むことが

決まっていたので、マリアージュしそうなアマトリチャーナにしました。

地域が違うじゃーん、って声が聞こえてきそうですが、

そこは大目に見て下さいませ。

アマトリチャーナが食べたかったので。。。


Bucatini all'Amatriciana

ブカティーニ アッラマトリチャーナ
Cucina Felice~幸せな台所-201007190059001.jpg
【材料】2人前

ブカティーニ 200g

パンチェッタ 100g

玉ねぎ 1/2個

にんにく 1片

ペペロンチーニ(イタリア唐辛子) 2~3個

トマトホール缶 1缶(400g)

exvオリーブオイル 大匙3

白ワイン 150cc

塩 適宜

パスタ茹で用の塩 目安1Lに付10g

ペコリーノロマーノ(すりおろす) 適宜

ブラックペッパー 少々


【作り方】

1.にんにくを潰して、フライパンに入れexvオリーブオイルを

  注ぎ入れ、弱火にかける。ペペロンチーニも加える。

  パンチェッタは1センチ弱幅の細切りに、玉ねぎはサイの目に

  カットする。


2.にんにくの良い香りがしてきたら、パンチェッタを加え、

  脂身がキュっとスマートになるまでよく炒める。

  次に玉ねぎを加え、しんなりして透明感がでるまで

  しっかりと炒め、白ワインを加え、強火にしてアルコールを

  飛ばす。(旨味を凝縮します)


3.ホールトマト(出来れば潰してから)を加え、ソースの色が

  オレンジ色っぽくなるまで軽く煮込む。


4.ブカティーニを茹で始めます。

  200g(2人前)を茹でるには、最低2Lの沸騰した湯が必要です。

  そして、2Lの湯には20gの塩を入れましょう。

  ブカティーニを茹でている間に、ソースの味を塩、胡椒で

  整えます。

  

5.アルデンテに茹であがったブカティーニを、ソースの入った

  フライパンに加え、絡めて、

  さらにペコリーノロマーノのおろしたものを和えて、

  お皿に盛り付け完成! Buona petito~


【アマトリチャーナ】

 ローマの近郊の町、アマトリーチェという町の郷土料理です。

 all'amatriciana=アマトリーチェ風、ってことですね。

 今回ご紹介したレシピのように、ブカティーニを使うことが多いです。

 

 ブカティーニ(bucatini)って?

 中心部に穴のあいたロングパスタです。

 すごく太いスパゲッティみたいですが、中心に穴があいているので

 食感が違います。

 もっちりしていて、食べ応えがあります。

 ロングパスタは一人前100gが標準的ですが、

 食べ応えがある分、女性は少なめにしても良いかもしれません。


 アマトリチャーナはしっかりした味のソースですので、

 ブカティーニを使わない場合でも、太めのロングパスタがよく合います。

 もっちり系のリングイーネもいいです。

 個人的にはフェットゥチーネのような平たいものは、そんなに相性が良くない

 ように思います。

 ただし、そこはお好みですので、色々試しても面白いですね。


 ペコリーノロマーノ(pecorino romano)は羊の乳から作られたハードチーズ。

 ロマーノの名前通り、ローマのあたりのdopチーズです。

 今回のアマトリチャーナやカルボナーラに使うことで有名なチーズです。

 コロコロの状態にカットしておつまみにするのもいいと思いますが、

 塩味が強めなので、好き嫌いがあるかもしれません。

 ミルク味が濃厚で塩味も強めなので、今回のレシピのように、

 すりおろして、調味料のような使い方が、広く楽しめるのではないでしょうか。


 当店でも100gのブロックカットで販売しております。

 「羊乳のチーズ」と説明を書いて販売しているのですが、

 何故か、「羊」を「ヤギ」と読む方が多くて、「ヤギのチーズって苦手なの~」と

 言われたりします。ヤギには「山」が必要ですよ、なんて意地悪なことは決して

 言いませんが、よっぽど「山羊」のチーズって苦手な方が多いんだなぁと。

 そのくらい「羊」を「ヤギ」って読んで警戒してしまう・・・


3日目のアリアニコ(スーパー1500円ワイン)ですが、

スムースに口にはいっていき、上品な果実味と程よい酸、程よいタンニンが

健在でした。

抜栓直後に少しだけ感じられた、スミレのようなニュアンスは消えて

黒い果実の要素が強くなった気がしました。

ワインって、一本付き合うと、色々な表情を見せて楽しませてくれるところが

魅力の一つですね。

時間とともに味も香りも変化する。

どんな風に変化するかは、そのワインによるし、

状態(置かれた環境も含む)にもよる。

まるで「人」みたいだな~。


スーパー1500円ワインですが、

お陰様で好調な売れ行き具合です。

買われた方からの追加オーダーも入ってきています。

今回のような「でもの」ワインもそうですが、

色々な美味しいワインが沢山あるので、皆様に楽しんでいただく

お手伝いが出来たら、嬉しいと常々思っております。


こんな料理を作る(食べる)んだけど、どんなワインが合う?

という質問をして下さるお客様が当店にはとても多いです。

食を大切にすることは、人生を大切にしていること、と思います。

素敵なお客様に囲まれて、私達は幸せですemi

3連休の最終日(昨日)、お客様からとても嬉しいことをお聞かせ頂いて

特に幸せを感じているところです四つ葉のクローバー


なんだか、話がそれてしまいました。

今回はこの辺で。。。



Cucina Felice

tel 03-3439-7111

※インターネットショップの準備必死にやってます。

  乞うご期待!?