それは9月19日、祝日の朝
6時にジィジが外に出ると、小太郎がいない!!!
いない!!!!!!!
小屋の前のつないでいたところには半開きになった留め具がぽつんと…
何と小太郎は、つないでいた3メートルのワイヤーをつけたまま
どこかへ行ってしまったのだ。
家出だ!!!
ジィジが2~3時間探し回った。
バァバは足が動かないので家でポスター作り。
「どこかでワイヤーが引っ掛かって首釣りになってるかも…」と
ジィジが つぶやく。
駐在さんへ電話をしてみた。
「じゃ、本署へ届けておきますね。念のため保健所に連絡しておいたほうがいいですよ」
・・・・、保健所…・・・・。
保健所からもらってきて、また保健所に収容されてるのかな?
小太郎の顔やお世話になった人たちの顔が浮かぶ。
保健所も祝日で休みのため電話にでない。
やっぱりね、と受話器を置いたとたん、電話が鳴った。
「あ、こちら風間の駐在所です。
高橋さんの話にあった、青い首輪で青いワイヤーの白い犬が
万代橋の河川敷で暴れていると連絡がありました。
すぐ迎えに行ってください。」
あばれる?あの小太郎が?暴れてる?
不思議に思いながら車で行くと、
バイパスを横切り、大通りを西へ4キロほどはるか遠く。
河原にお巡りさんのような人が3人立っているのが見えました。
その足元には…
じゃれつくように小太郎がおとなしくふっついていた。
何と遠くまで長い綱をつけたまま歩いてきたんだね。
良かったぁ、死んでなくて、だれにも迷惑かけてなくて。
小太郎は、すごい、というか、ボケが来たようです。
あれから結構、昔の太郎のようなボケ特有の鳴き方をします。
最後までやさしく見守ってあげなくちゃね。
そして今度は、岩魚。
みんながかえってから目の前にいたことが分かった岩魚君。
一人じゃかわいそうだと同じくらいの養殖岩魚を5匹買ってきました。
川に放して1時間。
20センチくらいのせきどめの岩をぴょんととび越え、
浅い川をバシャバシャバシャ、ピャ~~~と溯っていったんです。
(そこの現場をちょうど遊びに来てた知佳ちゃんが見てましたよ。)
あっという間に2500円分5匹の岩魚はいなくなっちゃいました。
祥也の話では上流のダムに2~3匹いたそうですが・・・。
でも、我が家の岩魚君はいつものようにいつものところにいました。
だからあきらめがついたんです。
ところが、3日後、突然岩魚君が死んでいたんです。
ショック!!!!
浅くなった川でカラスにでもつつかれたのかもと、ジィジと話し合いました。
そして、台風。
大雨で川が増水して、2日間過ぎました。
そして今朝、小太郎の散歩に行ったジィジが、大発見。
「岩魚だ、2匹も、仲良く!!!」と
2匹目わかる?画面左下に大きなおなかとしっぽが見えるでしょ。
こんな風に仲良く並んで
なんだかとっても嬉しくなりました。
バァバの足もだいぶ良くなりました。
10月5日(水)にギブスがとれます。それまで我慢我慢。
ジィジはペンキ塗りで大忙し。
ほんとに元気ですよ。山形に来てすっかり元気になったよ。
じゃ、またね。