最後の四半期のスタートとなる九月。
三日間かけて、全社員の面談を行った。
人数が増えたので、1対1で話すことも減っており、貴重な時間となった。ほぼすべての人の意見が“今のコントロールプラス社が好き。この関係がすごく幸せ”だということ。そして、もうひとつ。“少ししたら人も増えるし、こんなに楽しいのは今だけかもしれない”という軽い不安を口にするのも共通していた。
ある社員が、想い出話をした。
お盆の時期、あまりにも電話がならなく平穏なので、昼ごはんに素麺を茹でて全員で食した。蝉の声をBGMにした、唯一の季節を感じる行事だったが。社員のみんなで手分けし、野菜を切る者、茹でる者、皿を並べる者がいた。移転した際は5名だったフロアには15名の人数が溢れる。その姿を見て、思わず涙をこらえたという。
「それぞれが楽しそうに話してた。
誰一人あぶれることなく楽しく笑ってる姿を見て、
幸せだなあって思ったら泣きそうだった」
聞いて、ちょっと驚いた。若いと思っていたプレイヤーたちが、親心や厚情を持って他のプレイヤーに接している。またネガティブな意見がまったく出ない。みんな前向きで、変えたいことがあれば自分が挑戦することで変えます、という。
創業メンバーという意識はこんなに強いものか、そして絆はこうも強いものか。みんなの様子を見守るつもりの面談が、いつの間にか、自身の背中を押してくれる勇気をもらう機会になっていた。本当にありがたいと思う。
八月で締めて、一期目の200%以上成長が既に確定している。
残りの三ヶ月、一丸となって目指す売上目標に達成に向けて頑張れそうだ。

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