- ものすっごく長くなりそうだから、この記事は
「岡田斗司夫のひとり夜話vol.3」に参加された方だけに向けた内容とさせて頂きます。
大阪のイベントに参加したんですけど…
それにしても僕はホントに頭が悪いなぁと思い知らされました。
頭が悪いと言うより
物を知らない。
頭の回転が遅い。
今回のイベントはホントにハイレベルな情報が行き来して、
イベント終了後の質問タイムでも情報が整理しきれずに戸惑っていました。
- でもその間に高度な質問をされる方々がいらっしゃって、
- 基礎に心理学や物理学、社会や経済学(?)
を持っている人と、僕の無知さ加減と、人間のスペックの差を
感じてすっごい恥ずかしさと、即、理解出来ない悔しさを味わった苦いイベントになりました。
未だに僕には岡田さんが仰った例え話
「文明」と「ヒト意識」と「ヒト」の構成について他人に- 説明できるほど理解していない。
- 今の時点で分かった気になっているのは
「ヒト意識」の我々は遺伝子だけではなく
自分の価値観を後世へ伝える事に幸せを感じると言う事。 - 人の考えや行動から刺激を受けて
どうして刺激を受けたのかを考え
自分なりにアレンジしてその考えを実行し
それを別の人に伝える。
そして喜んでもらう。すると自分も嬉しい。
これが岡田さんの言う「人生の意味」
だと受け取りました。
もともと持論として「人の最大の喜びは良好なコミュニケーション」だと考えていたので
岡田さんの仰った事と、大筋の所が同じだったので嬉しかったです。
- さらに嬉しかったのは、岡田さんが我々「観客」の事を
「パートナー」と呼んで下さった事。 - 岡田斗司夫の発信した情報は、人を介して岡田斗司夫の意
- 図とは違う方向へ曲解されても、それも含めて岡田斗司夫
- の発した情報だという考え方。
曲解された事を「違う」と否定するのではなく受け入れ、
それぞれが感じた事を発表してお互いに刺激しあって
良い方向へ進もうよ。という考え方に物凄く驚いた。
これを岡田さんは
岡田斗司夫2.0 オープンアーキテクチャー と命名。
それに賛同して僕もブログを始めました。
帰宅後僕は岡田さんが仰った大切な人生の意味よりも
「どうして岡田さんが岡田斗司夫2.0に至ったのか?」
と言う事が気になっていました。- その謎を解くヒントが
「岡田斗司夫にEVAの感想を求める人の心理」
にあると気付きました。
僕は岡田さんのEVA論を聞きたい人間です。
なぜなら旧友である庵野監督に対する気持ちや
岡田さんオリジナルな作品解説。
なにより
「自分も「感じていた」けど言語化できなかった部分を大好きな岡田さんに
代弁して欲しい」と言う気持ちがあるからです。
- 余談ですがこの感覚は「サイキック青年団」にも通じる感覚なんですね。
竹内さんいらしてましたね。
お元気そうで何よりです。誠さん早く帰ってきて~!
二人がのりピ~をどうぶった切るのか聞きたいなぁ・・・
し、失礼、元に戻します。
もちろん前回の「ひとり夜話 ガンダム論」で岡田さんが仰った、
「ガンダム芸人の知ってる裏話より君たちが自分で考えたガンダム論の方が絶対面白い」
(この言葉、物凄く胸に染みました)(単語としてガンダム使ってみました(^^♪)
と言う言葉の通り、僕も自分なりのEVA論を考えます。
- でもやっぱり自分の心の本棚の大部分を占めている岡田さ
- んの考えも知りたいと言うのはファンとしては純粋な心理
- だと思うのです。
- でも岡田さんはこの心理が分からないと仰った。(と思います)
逆に僕は何でこのファン心理がわからないのかなぁ?と首を傾げました。
そこで色々考え、岡田さんがこのファン心理を理解できない(分かっていても共感できない)のは
岡田さんがもう「大人」だからじゃないか?との考えに至りました。- 既に岡田さんは「岡田斗司夫」と言うブランドを掲げ
自らメディアに持論を展開し、自分に自信を持って生活している「大人」だからです。
「大人」というキーワードが違うなら
「プロ」 「幸せな状態」 「自分を持っている人」 「自信に満ちている人」- 何でもいいです。
- つまり、岡田さんにEVAの感想を求める人たち・・・いえ、僕が岡田さんのEVA論を聞きたいとか、イベントに参加するのは
- 自分が「子供」であり「アマチュア」であり「自信が無い」「不幸せな状態」だからで
心の何処かに岡田さんに「救って欲しい」と願ったり「自分の意見に自信が無い」からで、 - 変な表現ですが、岡田さんに甘えようとしているのではないか?と思ったのです。
- そして、既にそんな事はお見通しの岡田さんは
甘えんな!と、あえてそんなファン心理が分からないと仰ったのではないか?
「岡田斗司夫2.0」は、そう言った今「幸せ」では無いファンのために開発された考えではないのか?- 岡田さんから頂いたレジュメの文末にこの様な意図の一文がありました。
- 君たち自身ひとり一人が自分のブログに来た人と
- 一緒に自分なりの価値観を作る。
これは岡田斗司夫さんが、自らの膨大な労力を裂いてでも
ファンに幸せになって欲しいと願うが故の、最大のエンターテイメント型プレゼントではなかろうか?
- だったらこのプレゼント、受け取らないと!
- そう思い僕は眠っていたブログのIDを利用して
岡田さんや、イベントに参加された皆さんとコミュニケーションしたいと思って、このブログを立ち上げました。 - 稚拙な表現ですが、共感して下さる方が居たら嬉しいです。
- ご意見いただけましたら幸いです。
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