今回はジャンパー膝の発生メカニズムをご紹介させて頂き、どうゆう状態であるとジャンパー膝になりやすいのかご説明させて頂きます。

さらに、ご自身でチェックできるようにセルフチェックポイントもご紹介させて頂きますので、そちらもご参照下さい!


前回のジャンパー膝の基礎知識はこちらからご覧下さい

http://ameblo.jp/csc-lab2015/entry-12164901238.html


《発生メカニズム》

 多くは、スクワット、ジャンプの踏切り・着地、しゃがみ動作などで痛みを訴えます。また、踏切り、着地時に膝関節がknee-in(足部に対して膝が内側方向に位置する)がみられることが多いです。


このような動作の頻回の繰り返しは膝蓋腱に過剰な伸張ストレスを負荷しジャンパー膝の発生要因になっていることが考えられます。



 上記の疼痛を誘発するような肢位を呈する原因として、膝関節だけでなく体幹や股関節周囲や足部に問題があることが多く認められます。


これらの動作の共通点は、股関節・膝関節・足関節が協調的に曲がっていく動きです。

たとえば、ジャンプの着地は、骨盤前傾、股関節屈曲90°、膝関節90°、足関節背屈(下腿前傾45°)が必要です。

つまり、ジャンプの着地では、股関節屈曲、足関節背屈が最大値まで要求され、膝は衝撃をやわらかく吸収するため屈伸の余裕がある姿勢が必要となります。

しかし、股関節屈曲、足関節背屈が不足している場合、スクワットで早期から骨盤後傾し、膝伸展機構へ過大なストレス(伸張・knee-in)が生じ、腱付着部障害(enthesopathy)発生しやすいと考えられます。


つまり、股関節や足関節の柔軟性を維持・改善していく事が障害予防、さらにはスキルアップにつながっていくと考えられます。





《セルフチェックポイント》











以上でセルフチェックポイントのご紹介となります!

一つ一つ確認してみて下さい。

次回は予防方法をご紹介させて頂きます!

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