はようございます。


今朝は倉敷駅より少し手前で踏み切り事故発生の為、

電車がしばらくの間ストップしていました。


私が利用するのは朝6時台の速い電車と言う点、

今日は日曜と言う点、この2つで人は疎らに乗っていました。


安全の為には事故原因確認は必要不可欠で、

車内アナウンスで停車理由など車掌さんが説明して、

みんなおとなしく乗っていました。


すると60代位?の1人の男性が立ち上がり、

車掌室に向かって行き、

「オイ、ワシは急いどるのに、何をしょんなら。 はよう、動かせ!」


文句を言う男性を車掌さんがなだめて席に着かせてから、

5分もしない間に電車はスタートしました。


この光景を見て、私は尼崎脱線事故を思い出していました。


2005年4月25日(月)に、JR福知山線の塚口駅~尼崎駅間で起きた脱線事故です。


死亡者は107名(乗客106名及び運転士)、

負傷者数は562名と言う大惨事でした。


今でも後遺症に苦しんでいたりPTSDに苦しんでいたり、

肉体的にも精神的にも大変な事故だと思います。


この事故原因はTVや雑誌などメディアにて分析しつくされているので、

御存知の方も多いと思います。


人為的な方としては、

運転士さんが停車ミス(オーバーラン)や、

運行ミス(遅れ)をして、

それにより発生する日勤教育を嫌がり、車掌さんに隠蔽を頼んだ。


それで遅れやミスを取り戻す為、

精神的に焦りスピードを出しすぎてカーブを曲がりきれず脱線した。


技術的な方では、

ブレーキやATS(自動列車停止装置)が旧式だったとか、

不完全だったなどと、色々と解明されていると思います。


これらについては国土交通省に最終報告書も提出されているので、

その方が詳しく解明&説明されていると思います。



しかし、この事故の光景をTVなどで見ていた私の見解は、ちょっと違います。


これから書く話は私なりの見解ですが、

フイクションとしてしてお読みください。



ある男性が、「一番後ろの車両」の「一番後ろの部分」に乗っていました。


その男性は常日頃より、JR社員(車掌さんや駅員さん)に難癖をつけていました。


「お前らは、ワシが乗るから給料が出るんじゃ!」とか、

「また遅れやがって、運行管理をキチンとせんかい!」など、

お客様に逆らえない状態の立場にあるJR社員に八つ当たりして日頃のストレスをはらしていました。


いつものようにJR福知山線の宝塚駅発同志社前駅行きの快速に乗っていた、

その男性は伊丹駅にてその車掌室のドア上部の窓ガラス部分を叩き車掌を車両内へ呼び出しました。


そして「オーバーランや運行ミス」のことで、

いつものようにネチネチと車掌さんをイビリ始めました。


言われなきクレームですがお客様に逆らうわけにも行かず車掌さんは、

その男性にひたすら謝り続けました。


すると、

その男性も自尊心が満足したのか?

ウップンがはれたのか?

ようやく引き下がりました。


ところがその男性が窓を叩いて怒鳴っていた時、

車掌さんは運転士さんと大事な打ち合わせをしていました。


その内容は、「オーバーランや運行ミス」について、

おまけしてくれるよう頼んでいた最中でした。


運転士さんは車掌さんに一方的にマイクを切られ、

「おまけしてもらえない=叱られる」

こう思い込んでしまいました。


しかし、車掌さんは、「次の停車駅でもう一度打ち合わせしよう。」

こう思っていただけで、悪気は無かったのです。


気持ちの焦る運転士さんは、

遅れを取り戻して少しでも自分のミスを減らそうとスピードを上げて行き、

そして事故が起こってしまいました。



もし、「9時14分頃に伊丹駅でその男性が車掌さんに因縁をつけなければ」



あの事故は果たして起きていたのか?


この事故における責任はJR西日本と言うのは紛れもない事実ですが、

私はこの男性を探し出す必要があると思います。


自分が事故の要因を引き起こしておいて、

そ知らぬ顔で今日も電車に乗っている。


相変わらずJR社員に八つ当たりして、

デカイ態度でいるかもしれません。



この話は架空の作り話としてお読み頂ければ幸いですが、

霊視カウンセラーとして私は黙っていることはできません。


この年配男性がいなければ、この事故は起きなかったと断言できるのです。


多くの人の幸せを踏みにじった男性が、

平気な顔をして今も暮らしているのは不合理だと思うのです。


真実を明らかにすることで、

無念の思いのまま今と言う時間を過ごしている人の心が晴れるのなら、

ぜひとも私の話を記憶の片隅に残しておいて頂きたいと思うのです。


最終報告書にはこんな出来事はでていませんし、

単なる霊視カウンセラーの話に耳を傾ける人はいません。



ただ、最後部車両の最後部出入り口近辺に乗っていた人達や車掌さん、

事故調査に携わった人はこの話を、

本当に「架空の作り話」と思うのかどうか聞いてみたいです。



今朝の電車内の出来事が、

この尼崎脱線事故直前の車内と妙にダブって見えたので、

事故とはホンの些細なことがキッカケになっていると思いました。


いつの世でも、どんな時でも、

わけのわからない不平不満をぶつける人はいるものです。


そんな人のこと(言動や行動など)をイチイチ気にしていたら、

ホンの些細なことから始まって、

物凄い事故を引き起こしてしまうかもしれません。


「思いやりはいつでもあなたを救う。」


それは知らず知らずのうちに、誰かを助けているからです。


あなたは尼崎脱線事故の、真実を知りたいと思いますか?


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