King of Gate 2017 Day1 後楽園ホール大会 17/5/9
King of Gate 2017 Dブロック公式戦
望月成晃対鷹木信悟

ドラゲーが誇るナンバーワンハードヒッティングカード。一昨年のドリームゲート戦は名勝負となったが、今回もアグレッシブな展開となる。乱戦ベースから鷹木がラフで主導権を握り脚攻め。望月が痛みで弱っている所を見せた後は、望月が蘇生した後は、スピードも激しさも急加速。ハードヒッティングを軸に一進一退の攻防を展開。必殺技も互いに返していった後価値が落ちない丸め込みでフィニッシュ。ドリームゲート戦のコンパクト版ではあるが、

この数え歌に外れなし。好勝負。
評価:****


King Of Gate 2017 - Day13 後楽園ホール大会 17/6/1
King of Gate 2017 Dブロック公式戦
鷹木信悟対B×Bハルク

宿命のライバル対決。
今回は鷹木がラフと介入でハルクを痛めつけ、挑発を受けたハルクがキラーモードと弱さを両立させて試合を進めていく内容。少しハルクをアンダードッグの様な立ち位置に置いて、鷹木の悪さを示していく形。攻防的には過去の対戦の方が優れている所も多いけれど、現在進行形で憎々しい鷹木の良さが非常に出た試合。得意技・必殺級の攻防で畳みかけた後、20分時間切れと思わせといての決着も意表を突く形。ダーティーで憎々しい鷹木と、

弱さと憎しみを見せるハルクの良さが出た内容となっている。

好勝負。
評価:****

RAINBOW GATE 2017 後楽園ホール大会 17/7/6
なにわ式キャプテンフォールエリミネーションマッチ
MaxiMum{kotoka(c)、土井成樹、吉野正人、ビッグR清水&Ben-K}対ジミーズ{
堀口元気H.A.Gee.Mee!!(c)、ジミー・クネスJ.K.S、ジミー・ススム、斎藤”ジミー”了&ジミー・神田}

一番長く続いているユニットのジミーズと最新ユニットのマキシマムの一戦。
出場選手が全員揃うとオーバー・ザ・トップロープでの敗退も有効となり、更にキャプテンフォールルールも採用と常にスリリングは展開が続いていく。全員揃うまでは、土井吉の二人の華が段違いであったこと以外は凡庸だったが、OTRルールとキャプテンフォールルールがあることを印象づけた上で、場外戦で仕切り直し、Kotokaの孤立シーンへとスムーズに繋いだのは見事。20分までは退場なしながら、ルールを踏まえた上で多人数戦の定石を踏んでいた試合構築。それを経て後半からはギアを上げて、どんどん選手が脱落していく展開。土井吉の圧倒的な力とkotokaのアンダードッグ性が光る流れに、スピーディーな攻防の数々。多人数戦お馴染みの丸め込み技が最大の威力を発揮するなど、ドラゲーらしさが詰まった内容。最後も全滅ではなく、キャプテンフォールを最大限に活かした結末でまさに天晴れ。序盤がいまいちだったことを除けば、今回も高値安定の素晴らしい多人数タッグ戦。

メンバーは変わってもやはり団体のお家芸。完成度がまるで違う。

名勝負。
評価:****1/2