【トリニータ】運営費確保へ懸命

大分トリニータは2009年シーズンパスの販売席数が08年末段階で、前年の6300席を突破した。例年よりも1カ月早い発売や、ナビスコ杯優勝などの好成績が後押し。5日現在で6344席となっている。目標は1万席。「選手の年俸など運営費を確保するため、目標に近づけたい」と売り込みに懸命だ。
シーズンパスはJ1リーグ17試合、ナビスコ杯予選3試合のホーム計20試合が対象。座席は12種類ある。


全席種が割引価格で、トリニータシート一般(自由席)ならば3万円と通常価格よりも1万円安い。30分早い優先入場や、タオルマフラーなどの特典も多い。
J1チームは残留確定後に発売することが一般的。だが、親会社のない大分は入場料収入を主にした資金集めに必死。「販売期間を少しでも長くし、ホームの試合会場で売ろう」とシャムスカ監督や選手らもPRに協力し、08年10月18日に発売を開始した。



08年の運営費約20億円のうち、監督、選手の年俸など強化費は半分を占める。昨季はシーズンパスで2億2000万円の売り上げ。今季は2月20日までに、1万席で3億5000万円を目指す。
大分フットボールクラブの渡辺博チケット事業部長(38)は「景気の冷え込みで思ったほど伸びない。ナビスコ杯決勝で東京・国立競技場に1万人が出向いたことを考えれば、需要はある。将来的に1万5000席売れれば、経営が安定するのだが」と話している。




俺も地元に住んでたら買えるんだけど、なんせ県外なので毎試合は行けんのよな・・・。

ホーム全試合だけじゃなくて、例えば10試合が対象のハーフシーズンパスとかもあれば良いんだけど。

親会社の無いトリニータにとって、入場収入は大きな支えですから、今後チームの運営にも大きく影響するので、フロントには是非とも頑張って欲しい。